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あー、おなかいっぱい。もう食べられなーい。
・・・さて。
デザート何にする？

ってことありますよね。
ない？

じゃあ、ご飯の後にシメでラーメン行くぞ的なことは？

ありますよね。うん、ある。（断定）

俗に言う「別腹」ですね。

もちろん、牛と違って、人間は胃を一つしか持っていないのですが、
「別腹」を作る物質があって、それが「オレキシン」という脳内ホルモン
だそうです。

オレキシンはラットの脳に投与すると、胃を緩めて腸に内容物を
送り出し、胃に新たなスペース、つまりは「別腹スペース」をホントに
作っちゃうのだとか。

一般に、オレキシンが分泌されるのは血糖値が低くなった時。

しかし、一説には「これはおいしそうなものだ！」と思うと同時に
分泌されるとも言われるそうです。

そもそも「おいしい」という感覚は

�@体に欠乏している栄養素やエネルギーを体内に入れたとき。

�A経験、学習により満足感、満腹感、アルコールなどの酩酊状態の
ある種の快感を覚えるようになったとき。

に感じるそうです。

つまり、人間は「実際には満腹なのに、脳が食べたいと判断した」
という理由で食べることができるのですって。

すごいですよね、ナイス思い込み。

というわけで。
安心してください。

食後にデザートが食べたくなるのはあなたの意思が弱いせいじゃ
ありませんよ！

経験上、おいしいと覚えてしまった脳が生み出す「オレキシン」の
せいですから。

そう「オレキシン」のせいですっ！
私が食後におやつをつまむのは！



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