2009年07月22日
旅行記ではない ただの日記2
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さて。
ガタンキュッガタゴトン。
バスは、出雲市駅へ向かいます。
しばらくすると、揺られて隙間ができた瞬間に手に持っていた
カバンを肩まで持ち上げてみたり、踏ん張ってみたり、少しだけ
余裕が出てきました。
「乗車率どれだけかな?」とか「これ、交通違反じゃない?」とか
会話を交わしつつ、揺られます。
そして、このまま何事もなく、到着するかと思われたその時。
バスはある停留所で止まります。
何気に外に目をやった時。
そこには3人のバス待ち人が・・・。
まさか。
まさかですよね。
無理ですよね、それ。
しかし運転手さん、前の扉開けて、「乗って乗って!」
言っちゃったよ運転手さん・・・。
けれど、外から見えるバス内の様子に遠慮したのか、
はたまた恐れをなしたのか、入ろうとしません。
運転手さんは声を上げます。
「仕方ないから! ほら乗って。いいからいいから、とにかく乗って!」
その運転手さんの掛け声に、車内から思わず笑い声がもれました。
私ももれなく笑いました。
結構余裕ですね皆さん。
そして運転手さん、「後ろ、空いていますか−!」と声を掛けてきます。
いや、もうそれは。・・・空いてるワケないジャン?
もういっぱいいっぱいダヨ?
誰かが遠慮がちに小さく、「後ろはちょっと無理〜」と呟きます。
でも大きくは言えない。
バスはそう何本もないだろうし、乗せてあげたい気持ちもある。
その葛藤が、皆の沈黙を呼びます。
が、それを了承と取ったのか、次の瞬間。
後ろの扉がバターン!
全開。
ぎゃぁぁー! (心の声)
予告なしでいきなり後ろ開けるなー!
人がこぼれ落ちるやんかぁぁ。
が、扉付近の人は耐えたもよう。ほっ。
外から青年は遠慮がちに呟きました。
「入れ・・・ます、かね」
もういいよ。入りたまえ、青年よ。
ワレワレは覚悟を決めたさ。
皆寄せ合い詰めあい、最高に頑張りました。
その後は、停留所で乗る人もおらず、駅まで直行。
ほっと一息。
しかし、その油断がいけなかった!
駅に近付いてきたため、不安定な姿勢で財布からお金を取り出します。
直後、静かなバスの中。
ちゃりーん♪♪
「・・・ちゃりーんって音しなかった?」
音したよ音したさ音したとも。
そう、落としたとも!!
人がいっぱいいっぱいなのです。
取れるわけありません。
「・・・せめて500円じゃなかったのが救いだし、ね!諦める」
かなり空元気でしたが、駅は近付いてくるので、私は俯いていた
顔をくいっと上げたのでした。
・・・しかし。
それはこれから始まる受難への幕開けに過ぎないのであった・・・。
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余裕が出てきました。
「乗車率どれだけかな?」とか「これ、交通違反じゃない?」とか
会話を交わしつつ、揺られます。
そして、このまま何事もなく、到着するかと思われたその時。
バスはある停留所で止まります。
何気に外に目をやった時。
そこには3人のバス待ち人が・・・。
まさか。
まさかですよね。
無理ですよね、それ。
しかし運転手さん、前の扉開けて、「乗って乗って!」
言っちゃったよ運転手さん・・・。
けれど、外から見えるバス内の様子に遠慮したのか、
はたまた恐れをなしたのか、入ろうとしません。
運転手さんは声を上げます。
「仕方ないから! ほら乗って。いいからいいから、とにかく乗って!」
その運転手さんの掛け声に、車内から思わず笑い声がもれました。
私ももれなく笑いました。
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そして運転手さん、「後ろ、空いていますか−!」と声を掛けてきます。
いや、もうそれは。・・・空いてるワケないジャン?
もういっぱいいっぱいダヨ?
誰かが遠慮がちに小さく、「後ろはちょっと無理〜」と呟きます。
でも大きくは言えない。
バスはそう何本もないだろうし、乗せてあげたい気持ちもある。
その葛藤が、皆の沈黙を呼びます。
が、それを了承と取ったのか、次の瞬間。
後ろの扉がバターン!
全開。
ぎゃぁぁー! (心の声)
予告なしでいきなり後ろ開けるなー!
人がこぼれ落ちるやんかぁぁ。
が、扉付近の人は耐えたもよう。ほっ。
外から青年は遠慮がちに呟きました。
「入れ・・・ます、かね」
もういいよ。入りたまえ、青年よ。
ワレワレは覚悟を決めたさ。
皆寄せ合い詰めあい、最高に頑張りました。
その後は、停留所で乗る人もおらず、駅まで直行。
ほっと一息。
しかし、その油断がいけなかった!
駅に近付いてきたため、不安定な姿勢で財布からお金を取り出します。
直後、静かなバスの中。
ちゃりーん♪♪
「・・・ちゃりーんって音しなかった?」
音したよ音したさ音したとも。
そう、落としたとも!!
人がいっぱいいっぱいなのです。
取れるわけありません。
「・・・せめて500円じゃなかったのが救いだし、ね!諦める」
かなり空元気でしたが、駅は近付いてくるので、私は俯いていた
顔をくいっと上げたのでした。
・・・しかし。
それはこれから始まる受難への幕開けに過ぎないのであった・・・。
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