2010年06月08日
図書券ゲット
管子 (中国の思想) | |
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私はD Style Webというアンケートサイトに登録しているのですが、そこから謝礼の図書券1,500円が贈られてきたんです♪
ですので、久々に本でも買おうかと計画中。
いま狙っているのが、「管子」という本なんです。
管子(管仲)は、いまから2700年前の中国の政治家なんです。
あの太公望こと“呂尚”が建国した斉という国の政治家で、いまの山東半島あたりですね。管仲の政策で大国へ発展します。
のちに、有名な三国志の諸葛亮孔明があこがれたほどの人物なんですよ。
その彼なのですが様々な言葉を残しているんです。
政治家ということでかたいことばかり言っているわけではありません。
例えば、彼は3つの邸宅を持って王よりも贅沢な暮しをしていたんです。
そのことを同僚に指摘されましたら、
「衣食足りて、初めて道徳心が生まれるものだ」(生活に余裕があってこそ道徳心が生まれる)ときりかえしたこともあるほどなんです(笑)
また、彼には大の親友の鮑叔牙との関係もユニーク。
彼について管仲は、
・私と鮑叔は若い時に一緒に商売をした。その時とり分は私の方が多くとったのだが鮑叔は文句を言わなかった。それは私が貧しいということを知っていたからだ。
・私が戦場から逃げ帰ってきたことがあった。そのとき鮑叔は非難しなかった。それは私に年老いた母がいるということを知っていたからだ。
・鮑叔より私が官位が高くなった。しかし鮑叔は不満を言わなかった。それは私の方が能力があると知っていたからだ。
ということを言っているんです。
最後のはちょっとひどい気もしますが(笑)
ただ、管仲は鮑叔についていいことも言っているんですよ。
「私を生んだのは両親だか、私を理解してくれたのは鮑叔だ」という言葉を残しているんです。
そういった関係から生まれたの、「管鮑の交わり」という言葉なんです。
友情をあらわす言葉としていまでも残っています♪
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