2010年01月23日
吉見百穴 地下軍需工場跡
昨年末に行った、地下軍需工場跡について書かせていただきますね。
位置は吉見百穴と同じ場所となっています。
また松山城の一部にも地下軍需工場はあります。(こちらは非公開)
大きな地図で見る
地下軍需工場ですが、吉見百穴のある岩肌に掘られたものとなっています。
このような入り口になっていました。
中に入りますと、電灯があり光があるのですが、とっても薄暗くなっていました。
かなり怖い雰囲気を醸し出していましたね。
公開されている部分は、ほんの一部なのですが、公開されていない部分はとにかく真っ暗闇で「どこまで続いているのかな」と思うほどでした。
なんでも左右約500メートルにわたり掘られているそうです。
この地下軍需工場跡ですが、第2次世界大戦末期の昭和20年初頭から8月に掘られたそうです。
アメリカの爆撃により日本各地の軍需工場が被害を受けたために中島飛行機株式会社(現:富士重工)の大宮工場エンジン製造部門を移すためだったそうです。
私は学生時代に歴史系サークルに所属していましてサークル旅行で長野の松代大本営も見てきたことがありました。(大学時代は歴史を専攻し、サークルも歴史系という、まさに歴史バカな私です(笑))
松代大本営の場合は首都機能の移転を目指したものでかなり大規模な洞窟となっていました。
それに比べますとさすがに、こちらの地下軍需工場は小規模な感じです。
それにしても当時の日本は、穴の中に潜んでまで戦争を続けようとおもっていたのですね。
まさに狂気の時代ということがいえそうです。
そうそう。その地下軍需工場ですが、全国より3,000〜3,500人の朝鮮人労働者を集め、昼夜を問わずに突貫工事で作ったそうです。
固い岩盤層でしたでしょうから、かなりの苦労を想像させます。
朝鮮人と埼玉には暗い歴史がありまして、関東大震災の時に埼玉では朝鮮人が暴動を起こすというデマが流れたんです。
その結果、朝鮮人数百人が虐殺されるという事件も起こりました。
なぜそんなデマが流れたのか、ということを考えると、地下軍需工場はもちろんまだ作られていませんが上記のような過酷な作業を強いている負い目がどこかにあった、ということなのでしょう。
暴動を起こされてもしょうがないような仕打ちをしているという気持ちがデマを生んだ、ということがいえるかもしれません。
今回、この地下軍需工場跡を見て改めて思ったのですが、歴史といういものは重いものを背負っていますね。
えっと、暗くなりましたが、吉見百穴の売店でいくつか埼玉で作っているスイーツを購入したので、しばらく紹介していきますね(^^)
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また松山城の一部にも地下軍需工場はあります。(こちらは非公開)
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地下軍需工場ですが、吉見百穴のある岩肌に掘られたものとなっています。
このような入り口になっていました。
中に入りますと、電灯があり光があるのですが、とっても薄暗くなっていました。
かなり怖い雰囲気を醸し出していましたね。
公開されている部分は、ほんの一部なのですが、公開されていない部分はとにかく真っ暗闇で「どこまで続いているのかな」と思うほどでした。
なんでも左右約500メートルにわたり掘られているそうです。
この地下軍需工場跡ですが、第2次世界大戦末期の昭和20年初頭から8月に掘られたそうです。
アメリカの爆撃により日本各地の軍需工場が被害を受けたために中島飛行機株式会社(現:富士重工)の大宮工場エンジン製造部門を移すためだったそうです。
私は学生時代に歴史系サークルに所属していましてサークル旅行で長野の松代大本営も見てきたことがありました。(大学時代は歴史を専攻し、サークルも歴史系という、まさに歴史バカな私です(笑))
松代大本営の場合は首都機能の移転を目指したものでかなり大規模な洞窟となっていました。
それに比べますとさすがに、こちらの地下軍需工場は小規模な感じです。
それにしても当時の日本は、穴の中に潜んでまで戦争を続けようとおもっていたのですね。
まさに狂気の時代ということがいえそうです。
そうそう。その地下軍需工場ですが、全国より3,000〜3,500人の朝鮮人労働者を集め、昼夜を問わずに突貫工事で作ったそうです。
固い岩盤層でしたでしょうから、かなりの苦労を想像させます。
朝鮮人と埼玉には暗い歴史がありまして、関東大震災の時に埼玉では朝鮮人が暴動を起こすというデマが流れたんです。
その結果、朝鮮人数百人が虐殺されるという事件も起こりました。
なぜそんなデマが流れたのか、ということを考えると、地下軍需工場はもちろんまだ作られていませんが上記のような過酷な作業を強いている負い目がどこかにあった、ということなのでしょう。
暴動を起こされてもしょうがないような仕打ちをしているという気持ちがデマを生んだ、ということがいえるかもしれません。
今回、この地下軍需工場跡を見て改めて思ったのですが、歴史といういものは重いものを背負っていますね。
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