2017年08月06日
人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか
Amazonの商品説明より
内容紹介
“最大の謎"の解明に挑む!
働き手にとって最重要な関心事である所得アップが実現しないのは、なぜ?
22名の気鋭が、現代日本の労働市場の構造を、驚きと納得の視点から明らかに。
▼企業業績は回復し人手不足の状態なのに賃金が思ったほど上がらないのはなぜか? この問題に対して22名の気鋭の労働経済学者、エコノミストらが一堂に会し、多方面から議論する読み応え十分な経済学アンソロジー。
▼各章は論点を「労働需給」「行動」「制度」「規制」「正規雇用」「能力開発」「年齢」の七つの切り口のどれか(複数もあり)を中心に展開。読者はこの章が何を中心に論議しているのかが一目瞭然に理解できる、わかりやすい構成となっている。
▼編者の玄田教授はまず、本テーマがなぜいまの日本において重要か、という「問いの背景」を説明し、各章へと導く。最後に執筆者一同がどのような議論を展開したかを総括で解題する。
▼労働経済学のほか、経営学、社会学、マクロ経済、国際経済の専門家や、厚生労働省、総務省統計局、日銀のエコノミストなど多彩な顔ぶれによる多面的な解釈は、まさに現代日本の労働市場が置かれているさまを記録としてとどめる役割も果たしている。
内容(「BOOK」データベースより)
働き手にとって最重要な関心事である所得アップが実現しないのは、なぜ?22名の気鋭が、現代日本の労働市場の構造を驚きと納得の視点から明らかに。
著者について
【編者】
玄田有史(げんだ・ゆうじ)
東京大学社会科学研究所教授
1964年生まれ。88年、東京大学経済学部卒業。ハーバード大、オックスフォード大各客員研究員、学習院大学教授等を経て、現在 東京大学社会科学研究所教授。博士(経済学)。
主著
『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、2001年、日経・経済図書文化賞、サントリー学芸賞)
『ジョブ・クリエイション』(日本経済新聞社、2004年、エコノミスト賞、労働関係図書優秀賞)
『孤立無業』(日本経済新聞出版社、2013年)
『危機と雇用』(岩波書店、2015年、冲永賞) ほか多数。
【執筆者・五十音順】
阿部正浩(あべ・まさひろ)中央大学経済学部教授(第3章)
有田 伸(ありた・しん)東京大学社会科学研究所教授(第15章)
上野有子(うえの・ゆうこ)内閣府経済財政分析担当参事官付(第16章)
梅崎 修(うめざき・おさむ)法政大学キャリアデザイン学部教授(第6章)
大島敬士(おおしま・けいじ)総務省統計局消費統計課統計専門職(第9章)
太田聰一(おおた・そういち)慶應義塾大学経済学部教授(第11章)
小倉一哉(おぐら・かずや)早稲田大学商学部教授(第2章)
加藤 涼(かとう・りょう)日本銀行金融研究所・経済研究グループ長(第14章)
川口大司(かわぐち・だいじ)東京大学大学院経済学研究科教授(第7章)
神林 龍(かんばやし・りょう)一橋大学経済研究所教授(第16章)
黒田啓太(くろだ・けいた)連合総合生活開発研究所主任研究員 (第4章)
黒田祥子(くろだ・さちこ)早稲田大学教育・総合科学学術院教授(第5章)
近藤絢子(こんどう・あやこ)東京大学社会科学研究所准教授(第1章)
佐々木勝(ささき・まさる)大阪大学大学院経済学研究科教授(第8章)
佐藤朋彦(さとう・ともひこ)総務省統計局統計調査部消費統計課調査官(第9章)
塩路悦朗(しおじ・えつろう)一橋大学大学院経済学研究科教授(第10章)
中井雅之(なかい・まさゆき)厚生労働省政策統括官(統計・情報政策担当)付参事官(第12章)
西村 純(にしむら・いたる)労働政策研究・研修機構研究員(第13章)
原ひろみ(はら・ひろみ)日本女子大学家政学部家政経済学科准教授(第7章)
深井太洋(ふかい・たいよう)東京大学大学院経済学研究科博士課程(巻頭基本データ)
山本 勲(やまもと・いさむ)慶應義塾大学商学部教授(第5章)
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