アフィリエイト広告を利用しています

広告

posted by fanblog

2018年04月07日

「いぬやしき 1巻」

いぬやしき 1巻


【独自評価:3.8】
inuyasiki_1.jpg


独自評価



話の面白さ  ★★★★★
絵の丁寧さ  ★★★★★
背景の緻密さ ★★★★★
官能描写   ☆☆☆☆☆
読後の爽快感 ★★★★☆


感想


昨今、漫画の実写映画化が流行っていますね。
少女漫画でいえば、となりの怪物くん、ママレードボーイ(小学校の頃、リボンで連載していたときにタイムリーに読んでいました笑)etc

そんな中でも一番の楽しみは『いぬやしき』!!
皆さんご存知、GANTSの作者:奥 浩哉先生の話題作です!!


★ストーリー★
主人公は見た目おじいちゃんのような「犬屋敷 壱郎」さん〜
妻と高校生の娘、中学生の息子をもつ四人家族の長。
冒頭では念願の一軒家を現金購入した主人公の堅実さが光りますが、何をしようと家族に疎まれてしまう切ない場面もちらほら。

日当たりの悪い土地と家族に文句を言われながらも、憧れのマイホームを手に入れ、人生これからという時に末期の胃がんが判明。
家族にも打ち明ける事ができず、一人、飼い犬の花子と散歩中の公園で号泣しているところを、謎の生命体の襲撃を受け、いきなりの死亡。
その後、全身人間兵器として、まさかの復活を遂げます!!

最初は自分の変化に戸惑い、現実を受け入れる事ができないながらも、その身体の自分に何ができるか、その意義を見出していきます。
その身体ははるか遠くの人の声を聞くことができる仕様になっていることに気がつきます。

ある日、心無い若者に集団リンチを受けているホームレスの男性の悲鳴をキャッチ!!
ゴキブリ退治と称し、明日から妻との再起を願うホームレスの男性を無慈悲に襲う集団。
胸糞悪いこの出来事は、実際の事件でもありましたね。

その場面に颯爽とあらわれた犬屋敷。実践に即した戦闘には不慣れながらも、必死にホームレスの男性をかばい続けます。しかし、バットによる頭部強打による仮死状態になった犬屋敷。
彼らの魔の手が、今まさにホームレスの男性に向かおうとしているとき、奇跡の大逆転。
説明不可の光線で彼らを一瞬で制圧。また同時に彼らの個人情報を電場ジャックしたメディアに流出。非道の行いの全てが、個人情報とともに世間にさらされます。
昨今のSNSの普及による犯人の情報開示による報復戦というやり方に、拍手喝采です!!

加害者をなぜそこまで守るの?と思う少年法でも、流石にかばいきれませんね。
自身の行いは年齢に関係なく背負って欲しいものです。そういう意味では、身体的に傷つけるではなく、情報操作と拡散という方法で彼らの罪を消せないものにしてくれた結末に
爽快感すら禁じえません。

犬屋敷の温かい人間性を感じた場面です。

「これからもひとりでも多くに人の命を救っていくんだ
それが僕が人である証だ。」

犬屋敷がごみ捨てをしながら、そう誓う場面にぐっときます。

しかし、気になるのは、あの日公園で同じように謎の生命体の襲撃を受けた若者のこと。
その彼がどう動くか。また犬屋敷とどう絡んでいくのか、次巻以降も期待大です!!



漫画って手軽に楽しめる最大の娯楽かと思いますが、後味は作品ごとでだいぶ異なりますね。
奥先生の作品は現実にありそうなネタを、結構な確度で忠実に再現しているような気がします。
凄惨な事件をベースにしているように感じますが、それに対しての制裁がきっちりしているので、読後はスカっとします!!

また、有名人(著名な漫画家さん、コメンテーター)が実名で掲載されているのも秀逸です。1巻でも○ンピースの作者:○田先生が登場します笑
高校生の息子さんもとある週刊誌で漫画家を目指しているという設定(後後登場)ですが、どこまで事実に忠実なのか気になるところです。


特筆すべきは、漫画そのものの作画の凄さ!!

少し話はそれますが・・・
『君の名は』の新海先生の作品やジブリ作品でも最近の背景のリアリティには目を見張るものがあります。
でも意外というか、あえてなのか、登場人物の描写に関しては、二次元のままのようで
背景との一体感があまりなく、これはアニメなんだなぁと感じることもしばしば

私的な感想ではありますが、実写に近い描写で背景と人物の立体感に隔たりを感じさせない代表的な作者といえば、
北条司先生、井上雄彦先生、奥浩哉先生かなと考えています。

その中でも奥先生の作品はデジタルと絶妙に融合していて、まるでドラマのカットを見ているような感覚に襲われます。
映画化でどこまで再現されるか今からとても楽しみです!!

作画も内容も読んでハズレなしのいぬやしき!!
面白いのでおすすめです!!

「いぬやしき 2巻」の感想はこちらから

興味を持たれた方はこちらどうぞ!





■DMM電子書籍
DMM電子書籍は、会員登録無料の
電子書籍購入サイトです。
PC・スマホ・タブレットでいつでも漫画を
楽しむことができます。

セールなども行っているので、書籍での
購入よりお得です!!

DMM電子書籍は↓こちらから




■全巻漫画ドットコム
全巻漫画ドットコムは
中古漫画の販売サイト

休日などに時間があるときに
一気に読破してみては?
漫画全巻セット一括購入
中古の漫画を全巻大人買い!!


最後に


ブログを最後までご覧いただきありがとうございました!

このブログは「人気ブログランキング」、「にほんブログ村」に参加しております。

ランキング上位を目指し記事を更新していきます。

応援(↓こちら)の程、お願いします!

漫画・コミックランキング

にほんブログ村 漫画ブログ 漫画感想へ
にほんブログ村
posted by 漫画紀行 at 07:24 | Comment(0) | TrackBack(0) | 漫画
この記事へのコメント
コメントを書く

お名前:

メールアドレス:


ホームページアドレス:

コメント:

※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7523092
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
検索
タグクラウド
最新記事
×

この広告は30日以上新しい記事の更新がないブログに表示されております。