2015年09月05日
育児について改めて考えた
通勤時間は車で40分、途中は保育園に寄って弟くんも預ける。
帰宅すれば、食事の準備や家事に加え、
宿題の確認や学校の準備の確認・・
やることが増えてストレスがかかり、
夫婦して息子たちにガミガミ!
あれはやったの! 片付けて! 早くしなさい! 時間だよ!
ただでも疲れているのに、余計に疲れるし頭痛の種でした。
なんで自発的にやってくれないんだろ???
と・・・
ちょっと答えを探しました。
そして、気づきました。
親のほうに余裕がないから、
過干渉なんです。
想像力が豊かな子に育って欲しいと、小さなころから
テレビの時間も制限して、おもちゃも与えすぎに注意して、
いろいろ工作や、お絵かきの時間を大事にしてきました。
でも、生活については過干渉ぎみでした。
今やろうと思ってた! そんなのわかってる! (兄)
やんないもん! 今はこれやってんの! (弟)
いくら言っても、こんな答えの息子たち。
そしていつまでも片付かない家の中。
親は、朝だったら家を出る時間、夜だったら寝る時間を考えて、
いろいろやっちゃいなさーーい!!と思っていますが
子供たちは、そこまで考えられていないのです。
受け身だけです。
そこで、こちらも思考を変えてみました。
朝、長男に出した課題。
今日、1日の計画を自分で立てること。
<ルール>
計画には、やるべきことを入れること。
おもちゃが散らかっていたら外には出れない。
<やるべきこと>
1.上履きを洗う
2.お手伝い(お皿洗い)をすること
3.玄関のくつを並べること
4.4時半からスイミング
息子は、まだ時計があまりわかっていないのですが・・
ざっくりな計画を立てました。
<計画その1>
遊ぶ
08:00 朝ごはん
09:00 上履きを洗う・玄関の靴を並べる
遊ぶ
お手伝い(お皿洗い)をする
12:00 お昼ご飯
13:00 公園まで散歩
遊ぶ
15:00 帰ってくる
16:00 スイミングに行く
なかなかな、計画でした。
自分で決めたことなので、こちらがガミガミ言わなくても
「時間だよ」と声をかけるだけで、やりました。
散歩の直前は、おもちゃが散乱していて・・
” おもちゃが散らかっていたら外に出れない ”
というルールに基づいて、30分予定オーバーでしたけどね。
なんとか工夫して弟くんも誘導して、2人で自発的に片づけていました。
そして、スイミングから帰宅したあとの計画も立ててもらいました。
<計画その2>
18:00 カレー作りを手伝う
19:00 夜ごはん
20:00 お風呂
遊ぶ
21:30 寝る
人から言われる前にやるのがカッコいいんだよ。
言われてやるのはカッコ悪いよ。
自分で考えられる人になってね。
お手伝いについても、今まで積極的にやらせていませんでした。
時間がなかったし、やらせることが自体が面倒だなと・・
でも、お手伝いを時間の中にいれることでメリハリがつくし
親の大変さも実感してもらえるし、最初は多少面倒でも
慣れたらこちらの負担も軽減するはず!(これは期待しすぎかな。)
なにより、本人が大人になったときに困らないのが一番!
そう思って、積極的に、お手伝いを生活に取り入れることにしました。
今日は、ジャガ芋の皮むきや、カレー作りが楽しかったようです。
料理は頭も使うし、発想力もないと出来ない。
これも生きていくためのトレーニングだなって思います。
今朝、子供たちに
「生きる力を身につけて欲しいんだ。」と説明しました。
そして、3才児は即答しました
「生きるちから、あるよ。ある、ある。」
真剣な顔で。
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