学習障害(LD)と混同されやすいものに、ADHDがある。

英語で、Attention Deficit/Hyperactivity Disorderの略である。

注意欠陥多動性障害の事である。


ADHDは、以下の3つの症状がある発達障害の事である。

学校での生活態度に於いて以下のような事がある。

1、不注意 物事に集中する事が出きない 宿題を失念したり、学習道具をなくしたりする
2、多動性 落ち着きがない 席にかんしている事ができず、教室を歩きまわる
3、衝動性 突発的な行動を取る 順番待ちが出きない
これらの現れ方には個人差がある。


学習障害(LD)と、注意欠陥多動性障害(ADHD)とのちがいは何だろうか?
まずLDは、学業上の問題がある、と云う事である。

他方ADHDは、行動上の問題である。


LDは、学業上に於いて定義される。

学習障害専門家、教育療法士等が吟味する事が少なくない。

知能テスト等で決断される。

ADHDは、学校もしくは家庭等のふるまいに拠って定義される。

それは、精神科医や、臨床心理学者等に拠って決断される事が少なくない。


ただ、ハッキリとそのちがいを分類する事はたいへんむずかしいものである。

と云うのも、ADHDはしばしばLDを併発しているからである。


ADHDの1番の特徴点、不注意、多動性、衝動性がみられるかどうかで、その決断がなされる事が少なくないようである。

同じような症状が現れる事もよくあるのであるが、その対処法はちがって来るケースの場合がある為、どちらか他方を素人が決断せず、専門家に診察してもらうようにしてほしい。



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