フケ症の難点

フケ症は、肉体的苦痛にかんしては殆どあらない為、気にしない人は全く気にしないかとおもわれる。

ただ、やっぱりフケと云うものは不衛生なもので在り、そのような不衛生なものが他人にさらされると云うのは、精神面で相当辛いとおもう人が少なくないだろう。

そのようなフケ症であるが、途方もなく厄介な点が一つある。

それは、治癒まで途方もなく時間がかかる事が少なくないと云う事である。


フケ症を完治させる為には、生活改善が1番である。

であるが、生活を改善したからと云って、すぐにフケ症からの脱却が可能かと云うと、そうとは限らない。

むしろ、例え規則ただしい生活をし、洗髪の仕方やシャンプーを適切なものにしたとしても、5年、10年はかかると云う事を覚悟しなければならない。

それくらい厄介な病気であると云う事を気付いておいて欲しい。


また、フケ症は1度治っても、生活習慣が乱れれば再発するものである。

病原菌等が在り、抗体があると云う ものじゃないからである。

皮脂が過剰に分泌される状況であれば、すぐになる病気である。

それは、体質的な物もある為、そう簡単に治るものではなく、そう簡単に健常な状態を確保出きるわけでもないのである。

清潔さを維持すると云うのは、なかなかどうしてにむずかしい仕事であるためである。


フケ症は、外見的な問題点に特化しているようにおもわれるが、実は病気の元となるケースもある。

それは、フケをずっと部屋に溜め込んでしまい、ハウスダストと同じような状態にしてしまうと云うケースである。

フケは老廃物な為、床に落ちてしまえばホコリと同じである。

フケ症を放置したまま暮らすと云う事は、興味ない間に部屋にホコリをためるのと同じである。

そのような部屋だと、やっぱり健康上良くないのである。