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2016年10月08日

大学編入体験記:H28年度 豊橋技術科学大学 環境・生命工学課程(一般入試)

今年度の6月25日に行われたH28年度の豊橋技術科学大学 環境・生命工学課程(一般入試)についての編入体験を以下に書かせていただきます。
 点数についてはわかりませんが、合格いたしましたので参考にしていただけると幸いです。

使ったテキスト、面接対策
まず、使った教材を箇条書きします。

・編入数学徹底研究(聖文新社)
・ベクトル・行列・行列式(森北出版株式会社)
・TOEIC金のフレーズ(※)
               等です
ここで、3つほど箇条書きで明記しましたが、これだけではないです。
英語に関してですが、TOEICで蓄えた英語力に加えて、試験前3日ほどで単語を振り返ったというだけで、これだけの知識では十分な対策ではないと思います(英語が不得意である人の場合)
また、豊橋技術科学大学の一般では、他の大学では見ない国語という科目がありますが、これについても僅かではありますが対策を行いました。自分が行った対策としては四字熟語や故事ことわざについての400ページほどの辞書を読むことでした。

また、面接対策についてですが研究室の教授や担任にお願いして計2度ほど行いました。内容としては高専との連携が取れていることや化学系に興味があることなどを動機とした覚えがあります。

受験前の準備や注意等
受験日前日はおそらくどのホテルであっても15時くらいのロビーは高専生らしい人がいるので、どうしようもなくくなったら聞くのもありかと思います。

 自分は新幹線で豊橋駅まで行きました。在来線に乗り換えることなく行けるので、ここまでは問題ないかと思います。
 ホテルですが、自分は駅の中にあるホテルに宿泊しました。本来前日は下見に行くべきであるのですが、豊橋駅から豊橋技術科学大学までは遠いため自分は断念しました。

 当日についてなのですが、個人的には注意が必要かと思います。
バスかタクシーで技科大の試験会場に向かうと思うのですが、バスは本数が多くなく、もしかすると受験生で乗れないリスクがあります。(そもそも早く着くバスか試験に遅れるバスしかなかった気がします)
なので、自分としては前日に駅前のタクシー運転手の方に技科大までどれくらいかかるかを確認し、翌日の予約を取っておくことをお勧めします。

また、自分が宿泊したホテルでは荷物を保管していただけました。試験会場は人が多く狭いこと、面接時は荷物を持って移動し、待合室には戻れないので注意が必要です。
 そういえば、試験会場では掛け時計がなく、腕時計が必要になると思うので準備しておくといいと思います。

試験・面接の内容
検索するとほとんどが推薦の面接情報ですが、こちらでは一般での面接についても明記いたします。

記憶が定かではないですが、国語→英語→数学の順であったと思います。それぞれ休憩時間は実質5分から10分ほどではなかったかな、と思います。それぞれの科目についての説明は、過去問が大学のHPで公開されると思うのでこちらでは紹介いたしません。

 それぞれの科目がが終わったのちは昼食の時間があり、その後別の建物にある面接準備室へ試験教官とともに移動します。この面接準備室で、遠くからの受験生を考慮した面接の順番が掲示されます。ここで注意というか知っておいてもらいたいことが、全員が同じ面接官と面接試験を行うわけではないという点です。技科大では4この面接室があるので、友人が聞かれたことや、面接官の反応は、おそらく自分とは異なると思います。

 面接試験についてですが、自分の体験はあまり参考にならないと思いますので友人の体験もいくつか分けて書くことにします。
面接時間はおそらく10分ほどであると思います。自分の場合、まず初めに豊橋技術科学大学の第一印象を聞かれました。自分は初めて訪れたので、そのことも含めてお答えしました。(オープンキャンパスに行かなかったから落ちるというわけではないと思います)
次に志望動機を聞かれて、英語は得意か、TOEICは何点か、今日の試験の出来はどうだったか、部活動はどんなのをしているか、他に併願している大学は?(試験には関係ないと前置きあり)と聞かれて面接自体は終了でした。
面接時間はほんとにわずかで、3~7分ほどであったと思います。
ちなみに3人が面接官としており、左(厳しい)、真ん中(進行役、優しい)、右(記録係、1,2個緩く質問)みたいな感じだったと思います。質問に対して的がずれている返答をすると左の方に「いや、今聞いているのは○○についてなんだけど...」みたいなことを言われた覚えがありますが、別に嫌味な感じではなかったので恐縮する必要はないです。

 友人(他の面接試験官)は卒業研究についてやどんな研究室に興味があるか、得意な教科や苦手な教科などについて聞かれていました。新聞を読むか、みたいな質問はなかったと思いますが、化学、工学系で最近興味があるニュースくらいはなんとなく覚えておくと安心できるかと思います。

結果やアドバイス、気づいたこと
国語(7~8割)、英語(8割以上)、数学(6割)、面接(体感で5割)でしたが合格できました。
倍率が低く見えますが、実はそこまで倍率が低いわけではないです。現に同じ学科で同じ課程を受けた友人が2人落ちましたし、機械系にチャレンジした友人も落ちました。席次が学科で20位台の人がボーダーのような印象を個人的には持ちました。
 では、20位台に及ばない人が受からないのか、というとそういうわけではないと思います。そういう方であっても、気を引き締めて数学英語国語の対策を半年くらいかけてきちんと行い、パンフレットを読み、行われている授業や興味のある研究室を2つくらい覚えるなどすれば必ず受かると思っています。

また、面接の配点については注意が必要です。おそらくあの点数の中には高専での調査書点が含まれるから(研究室の教授より)です。結果を考えると、面接官がたった数分で面接を済ませたのは調査書点で大体判断したからかな、とも思えます(TOEICのスコアを申し上げても「はい、わかりました」は少し動揺しました(^_^;))

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もし加えて必要なことがありましたら、コメントお願いします。3日以内に返信するようにします。
最後になりますが、閲覧された方の試験がうまくいくよう願っています。

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posted by Maltese at 08:53| Comment(0) | TrackBack(0) | 大学編入
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