2018年05月10日
『亜人』12巻
価格:540円 |
奥山の話はどうでもいい
全開でイケ
佐藤が
お前らの現実に
風穴空けたんだろ?
クソつまんねー時代に
一発ブチ込んでやろうぜ!
基地決戦で佐藤さん大活躍の巻。
佐藤さん
亜人の特殊能力は主に二つで死なないこととIBMなわけなんですけど(たぶん)、死なない能力の派生で死んだ後にどう再生するのかを理解することで、それをどう使うのかというあたりのバリエーションが豊かです。今回はまぁ対人なのでまたアレですけど。
後はIBMもレベル上がってる感じですかねー。この辺はまだ詳細いまいちわからないところ。
ちなみにIBMって人には見えない設定じゃなかったっけ…。何か近くでわーって動くと気づくもんなのかしら。風とかは起きちゃうか…。
さて差別の話です。(そこか)
「動物倫理」とかを調べると種差別というのが出てきて、私は詳しくもないのでピンと来ないなぁと思っているわけなんですけど、この漫画読んでるとちょっと考えてみようかなという気になりますね。
例えば人は、人とわずかに異なるけれども決定的に異なる別の人類とどのように共存するでしょうか。
この議論はその異なる種族間で行われるものというよりは同じ種族の中で(そしておそらくは非常に激しい形で)行われるものになるでしょう。
そしてその結論は決して総意になることはなく、さらに、それであってもひとまずは出したその結論に、相手方が乗ってくるのかどうか。逆に、相手方が同様に出してきた結論に私たちは乗れるのかどうか。
とっても興味深いですね。よく考えるまでもなく、そんな議論は相似形としてそこかしこで起きてもいるわけですし。でもそれは、「とは言っても…」みたいなところで救われてる部分が大いにあるように思うわけです。
さて私のその倫理は、どこまでの幅を持ちうるのでしょうか。
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/7638736
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック