2020年09月29日
『おとなになっても』2巻
価格:462円 |
でもこの
新しい恋は
不毛だ
どうせあの子は
旦那と別れられない
あたしが
最終選考に残ることは無い
付かず離れずの2巻。
前巻のはこちら。
3巻ももう出ていました。
この歳になってこの気持ちが何なのか、何だかよくわからないってことあるのかな。まぁ、あるのか。同性だもんね。これまでそんな風に思えた同性のお友達っていなかったな。あ、いや、そういえば私の最初の失恋は、そんなお友達からじゃなかったのかしら。
みたいなお話になっています。歳を重ねると、異性としてというよりはその人として愛おしく感じる、そんな風に思える日がいつか私にも来るのでしょうか。私が好きになる人はいつも、私じゃない誰かの事が好きだから、私の恋はいつもどこか歪で、だからこそ私もこの恋し方を諦めきれないのだろう、みたいなお話が朱里ちゃんの方。ちょっと違うかも、何となくゴロ良く出てきたフレーズを並べています。
さて、綾乃さんお引越ししました。何となく強引なお話の流れだったけれども、旦那の両親と同居です。最近だとなかなか珍しいですよね、同居。そうでもない?血のつながってない他人とずっと生活を一緒にするっていうのは私には耐えられそうもないんだけど、でも何かの理由があれば、それは続けていられるのかな。昔の人の多くは、ずっとそうやってきていたんだろうし。
で、義理の妹さんがひきこもってるそうです。志村さんの描く漫画には良く出てきますね、ひきこもり。今いくつの設定なんだろう。高校には行かなかった、みたいな感じなので18歳前後って感じかしら。
私はどっちかというとひきこもる気持ちが分かる方なんじゃないかなっていう気はするんだけど、ひきこもってる方もそれぞれに違った感覚でひきこもっているんだろうから、やっぱりそのほとんどは分かんないのかも知れないな。ただ時間が過ぎていく、その感覚に耐えられる間、ひきこもっていられるんだよね。たいていの場合は経済的な理由で半ば強制的に外へ出されてしまうのだけれども。資本主義世知辛い。
さてこれからどうお話に関わってくるのかな。お話に関わるというよりも、この人のお話は別途ある、そういう感じで進んでいきそうな気はします。たいていの場合群像劇ですよね。
引き続き楽しみです。
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10230646
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック