2020年02月11日
『終わりの国のトワ』1巻
価格:880円 |
母を継ぎ
命を繋ぐ者
僕は
子宮の庭に行き女となり
兄の子を産む
使命があるのです!
始まりの巻。
何となく雰囲気買いです。絵がわりと好みです。
文明が滅びた後、変わり果てた環境でまた新たな文明が始まっているようなお話です。現代の文字は読めなくなっているのだとか。そういう状況って実際にヒトという種が一度絶滅しないと起こらなそうな気がするけれどどうなのかしら。少しでも現代の人が残っていたのであればさすがに文字は使われ続けるのではないかな。
一度絶滅して、類人猿からの進化をもう一度経たうえでの文字通り新人類が織りなす物語という事になるでしょうか。その時確かに今ある本は解読されるまでに長い年月を要するものになるのかも知れません。
って思ったんだけど何かもう結構本が読める人っているみたいなんだよね。そうなるとそこにとどまっている時代というのはごく短いものになってしまうのではないかなぁ。
そんなことを考えながら読んでいました。
本を求めて旅する少年(少女なの?)と、本を護る国と、本を焼く国が交錯し、カコの国から今へと伝わる心理へと到達する、そんなお話の漫画です。
多分ね。
そしてそんな真理、現代にはないよね…、きっと…。どうなのかしら…。
漫画の演出的にもうちょっと溜が欲しいなって思う部分もあるけれど、お話は気になるので次巻も買ってみようと思います。新しい漫画でそんないきなり溜めは作れませんか…。
どのくらいで出るかな?
楽しみです。
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