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思い、思われ、ふり、ふられ 12【電子書籍】[ 咲坂伊緒 ] 価格:451円 (2019/8/2 00:06時点) 感想(0件)

ケンカしても

名前を呼んで
すぐに仲直りしようね

私たち
ふたりだけの
ルール

速くてももう1巻くらいはあるのかと思ってたらあっさり終わってた12巻。ま、出尽くしてはいたしね…。巻数的にきりも良い…。

前巻のはこちら。


さてこの親が海外赴任になったよ話は何だったんでしょう、っていう感じがしなくもないんですけど、まぁきっかけですよね。

これからのこと、あなたとのこと。本当はいつもそういうことはちゃんと考えて整理しておかないといけないんだけど、日常を過ごしているとどうしても向き合わずに時間を使ってしまいがちです。（イベントが起こってから考え始めがち）

もしどんなことが起こったとしても、私の中で色々の優先はどこにあるのか。私的にはそれは常に「今」どうであるかということであって、それが最も重要であり、そしてそれは明日にでも変わるかもしれないという事に躊躇しないことであります。

でもだとすると、いつもそれを考えて整理しておくことにどれだけの意味があるというのか。それはきっと、どれだけ自分の中にある色々に気づいているかということではないかな。そんな風に思いますね。


ちなみに朱里ちゃん達はお約束素敵エンドが描かれてるけど由奈ちゃん達はちょっと地味だったね…。途中から安定しちゃって波乱っぽい波乱もないとあんまりこう劇的な演出は望めないという事か…。でも二組だから描くのも難しいですかね、同時にっていうのも何か無理矢理感あるし。

2020年に映画も予定されているようです。私は見ないだろうなーとは思いますが、こういう系の映画ってどのくらい入ってるものなんでしょうかねー。キャスト次第みたいなところもあるのかしら。素敵な映画になると良いですね。


ということでお終いの巻。とっても面白かったです。

お疲れさまでした。