ロード・エルメロイII世の事件簿 (3)【電子書籍】[ 東 冬 ] 価格:626円 |
魔術師は
欺瞞と神秘とのダンス
誰もが根源など辿り着かないと
知っているのに目指している
私たちだけはそんな馬鹿げたダンスから
離れていられると思っているんだけど
違ったかしら?
第一部(ケース?)完の巻。
前巻のはこちら。
一気に解決まで行ってしまいました。なんか思ったよりも推理してどうしたこうしたみたいなお話ではなかったです。まぁもしそうだったとしても難しすぎて良くわかんないんだけどね…。ちなみに怪しいって思ってた予想は外れていました…。
印象的なのはやはりスピンオフなだけあって背景に一つ大きな物語があるんだねー、というところでしょうか。前も書きましたが、私この『Fate』って名前を聞いたことがある程度であんまり知らないんですよねー。でもちょっとカッコ良さそうなお話じゃないのってことで原作の方も気になっています。聖杯戦争とか師匠と弟子の関係性とか魔術とか魔術刻印とか英霊とか、どういう世界なんでしょうね。
さて次のお話(事件簿ということで、caseとして分けていくようです)のイントロで引いています。なかなかの引きで、次巻が気になります。なんかこう毎度、倫理観のぶっ飛んだ人たちが出てきて騒動を起こす感じなんでしょうか。嫌いではないです。ずっとそれはそれで飽きちゃうんだけどね。起伏があるのが好きです。
原作も気になりながらこちらも楽しみに待ちたいと思います。
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