2018年08月25日
『ヴィンランド・サガ』21巻
価格:648円 |
オレの心残りは………
ヴァルハラに行けないことじゃない
戦って
何かを変えたって経験が
ひとつもなかったことだ
救出に向かった先でひと悶着の巻
そりゃそうなりますよね。何も起きないことなんてあるわけない。ちょっと意外な展開でそうなってしまってはいますが、まぁ結局のところ大わらわです。
さて殺したいほど憎い相手が容易く殺せるようなかたちで今目の前にいる時、どのようなことができるでしょう。ちょっと想像してみたけど、そもそも殺したいほど憎い人なんていなかったし殺したいほど憎いという気持ちがどんなものかわからないな。地味で、平凡な私の人生。
トルフィンさんはいきなり我を忘れてしまってます。殺生を止めてからどのくらいたってる設定だったっけ。いや、そもそもお父さん亡くしてからを数えるべきなのかな。思いは風化せず、その心の奥底でくすぶり続ける、という感じでしょうか。
個人的にはちょいちょい失敗しながらその決意を新たにする、みたいな展開の方がグッと来たんじゃないかなーという気がします。まただ…、また、俺は…、みたいな葛藤と挫折。今だとヒルダさんいるから一発退場になっちゃうからできないね。まぁ今回我を忘れたところで一つ失敗したという感じかもしれないな。
次巻で突発的に始まったこの戦も決着でしょうか。ミクロにはガルムさん出てきてちょっとまたかき混ぜられてる気もしますが。この人どうなっていくのかなー、いまいち読めない。ちなみにバルドルくんは死んじゃいそうな気がするなー。流れ矢にあたってしまうなどして。
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