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2020年09月16日
【巨人】2軍戦で村田修一コーチが監督代行 DeNA三浦大輔監督とハマのエースと4番対決へ
ロッテ沢村が西武内海と再会 元巨人の戦友同士談笑
【巨人】原監督が青柳攻略へ大胆オーダー! スタメン全9人が左打者
デビュー弾のオリックス大下 吉田正尚認めた練習量
<オリックス5−1楽天>◇15日◇ほっともっと神戸
オリックスにニューヒーローが誕生した。14日に育成から支配下選手登録されたばかりの大下誠一郎外野手(22)が、会心の本塁打デビューを飾った。15日に出場選手登録され、スタメン8番・三塁に抜てき。嶋大輔のヒット曲「男の勲章」に乗って登場した同点の2回1死一、三塁でみせた。楽天辛島の直球を左翼スタンドぎりぎりに運ぶ決勝3ラン。育成ドラフト出身者では初となるプロ初打席本塁打の快挙を成し遂げ、ブルーウェーブ栄光の地、神戸の夜を快勝で飾った。
◇ ◇ ◇
巡ってきたチャンスは絶対に、逃せない。大下の気持ちは、プロ入りした時から背水の陣だった。
「バット振らんと…。自分には時間がないんです」
22歳。育成ドラフト6位は「(背番号)3桁なんで。毎日が勝負っすよ」と練習終わりも、バットを握った。ボロボロになった打撃手袋を長椅子に並べ、汗を乾かす。マシン打撃で、かご1箱を打ち終えると、手袋を交換する。ただ、付け替えた手袋は破れていた。「自分は育成選手。たくさん(支給で)もらえるわけじゃないんで。野球道具は大切にせんと」。バットを振り込む度に、手の皮が固くなった。
宮崎春季キャンプ終盤、チームの主砲・吉田正にも認められ、食事に誘われた。「マサタカさんに誘ってもろたんで。うれしいっす。でも、これ打ち終わらんと行けんすよ」。当時はバットのヘッド位置を矯正していた時期。時間ギリギリまで、居残り練習で確認。夜は一流バッターに打席での心得を聞いた。努力は裏切らない。それを実証するような、夢のあるひと振りだった。
これからの活躍に期待が高まる。
レッズ秋山、ポストシーズン見えた!! 1打席で「4・4球」はリーグ3位相当 7打席中5度出塁で連勝に大貢献
◇14日 ダブルヘッダー第1戦レッズ3―1パイレーツ、第2戦レッズ9―4パイレーツ(シンシナティ)
レッズの秋山翔吾外野手(32)は14日、パイレーツとのダブルヘッダーに2戦とも「1番・左翼」で先発。第1戦は1打数無安打、2四球で、第2戦は2打数1安打1打点、2四球。計7打席で5度の出塁を果たし、チームの連勝に貢献した。
光ったのは打席での粘り強さだった。2試合で1安打ながら、4四球。第2戦は6回に貴重な追加点をもたらす押し出しの四球も選び、9月は出塁率4割5分となった。
中継局FSオハイオのウェルシュ解説者は「ショーゴは1打席で確か平均4・4球を見ていて、メジャーでもトップ10に入っている。それが9月になって、さらにじっくり球を見るようになっている」と感心した。
米スポーツ専門局ESPN(電子版)によれば、今季1打席で投手に投げさせた4・40球は、規定打席の到達組だとリーグ3位、メジャー7位タイに相当する我慢強さだ。メジャー日本選手は、レイズの筒香も規定打席には足りないが、4・59球、エンゼルスの大谷は4・22球と高い数字を誇っている。
レッズはここ5戦4勝で今季23勝26敗。シーズン11試合を残し、ポストシーズン進出への最後の枠でもあるリーグ8位のジャイアンツ(23勝24敗)に1ゲーム差と肉薄。ベル監督は「簡単な試合などないが、流れは本物だ。ベンチはみんな、いまは毎試合どんなに大きいかを分かっている」と自信を見せた。
これからの活躍に期待が膨らむ。
田尾氏が挙げた巨人・岡本が“ワンランクアップ”した部分とは?
阪神の7回の攻撃に田尾氏「梅野をもう少し信じて欲しいなと」
○ 巨人 6 − 3 阪神 ●
<14回戦・東京ドーム>
15日に放送された『ニッポン放送ショウアップナイター 巨人−阪神戦』で解説を務めた田尾安志氏が、阪神の7回の攻撃について言及した。
3−2の6回に逆転を許した直後の7回の攻撃、阪神は先頭の小幡竜平が内野安打、続く近本光司の四球で一、二塁のチャンスを作る。2番・梅野隆太郎はバントの構えを見せ、1球目ボールを選ぶと、1ボールからの2球目、バスターに切り替えるも空振り。スタートを切っていた二塁走者・小幡はタッチアウトとなった。
田尾氏は「ボール気味の球を振りにいきましたから。これは無茶しましたね。(エンドランに)びっくりしました。梅野をもう少し信じて欲しいなと思いますよね。普通に打たせてよかったかなと」と振り返った。
一死二塁となり、梅野は二ゴロ、糸原健斗が遊ゴロで得点することができなかった。
鬼滅の刃:善逸、伊之助、義勇、しのぶがハンドバッグに 伊之助の裏地はフェイクファー
球場に衝撃!「170キロに176キロ」!? ドラフト1位候補の栗林が圧巻の投球 誤作動も150キロ連発で高評価
◇16日 社会人野球都市対抗大会・東海地区2次予選 トヨタ自動車9―2東邦ガス(岡崎市民球場)
今秋ドラフト1位候補に挙がるトヨタ自動車の最速153キロ右腕・栗林良吏投手(24)=愛知黎明高―名城大=が16日、社会人野球都市対抗大会の東海地区2次予選・東邦ガス戦に先発し、7イニング無失点。12球団35人のスカウトが見守る中、被安打2、奪三振10と圧巻の投球を披露してみせた。
「真っすぐの調子が良くて、序盤から飛ばしていった。コロナで会社が苦しい中、チームを勝たせることができたのが一番良かった」
初回、いきなり球場に衝撃が走った。先頭打者へ投じた2球目がスコアボードの球速表示でまさかの「170キロ」。もちろん誤作動だったが、その後は正真正銘の最速150キロの速球を連発。カーブなどの変化球も効果的に決まり、抜群の立ち上がりを見せた。
5回には四球と捕逸で無死二塁となったが、一邪飛と連続三振で危なげなくピンチを脱した。6回にも「176キロ」と誤表示され、チームメートから「チャップマンを超えたな」とちゃかされながら終始リラックスした様子で投げきった。
目標はもちろんプロ野球だが「試合の中でもコミュニケーションをどんどんとってくれるチームで、その中で成長できた部分も多い。だから恩返しじゃないですけど、まずは勝ち上がることが一番。チームが勝った結果、自分の評価につながればいい」と次戦を見据えた。
中日の松永編成部長は「今まで見た中で一番良かった。バランスも良くなってきていて、(1位指名の)12人で消える力はある」。ヤクルトの小川ゼネラルマネージャーも「完成度の高い投球という印象。上位は間違いないんじゃないか」といずれも評価した。
「想像の10倍すごかった…」オリ山本の149キロ“高速フォーク”にファン驚愕
8回を3安打1失点で5勝目、リーグトップの防御率2.84
■オリックス 5-1 楽天(15日・ほっと神戸)
オリックスの山本由伸投手が、15日の楽天戦(ほっと神戸)で、5勝目を挙げた。8回を3安打1失点の堂々たる内容で、防御率2.84はリーグトップ。150キロ超の速球に加え、勝負球のフォークも149キロをマークする異次元の投球を見せた。
山本は2回先頭の浅村に先制のソロを許すも、続く島内は155キロの直球でバットに空を切らせた。さらに田中に対しては、149キロのフォークで2者連続の空振り三振に。ストレート並みの球速の変化球に、田中も一瞬驚きの顔を見せた。
「パーソル パ・リーグTV」のYouTubeチャンネルでは「【ヤバ過ぎ】山本由伸『149キロのフォークボール』」とのタイトルで動画を公開。打者を圧倒するスピードフォークにファンは「ストレートって落ちるんだっけ?」「こんなん誰が打てるん?」「想像の10倍すごかった…」「もう笑うしかねぇ」と驚きを隠せないようだった。
これからの活躍にも期待したい。
クレヨンしんちゃん:劇場版アニメ最新作が初登場1位
TVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」10月3日放送スタート! 9人と1人の少女が紡ぐ新たな学園青春ドラマ!
TVアニメ「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」が10月3日(土)よりTOKYO MX、サンテレビ、KBS京都ほかで放送開始決定!
「ラブライブ!」シリーズは「みんなで叶える物語」をキーワードにオールメディアで展開するスクールアイドルプロジェクトです。「虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」はμ's、Aqoursに続いて2017年から活動をスタートしました。TVアニメでは矢野妃菜喜さんが演じる"あなた"となる高咲侑が新たに登場し、9人と1人の少女が紡ぐ青春学園ドラマが展開します。
放送情報の発表にあわせて、3rdライブの開催や公式通販サイトのオープン告知、9月27日(日)20時からの放送直前特番など、さまざまな新情報が一挙に発表されました。詳細は「ラブライブ!」公式サイトでご確認ください。
TVアニメ「バキ」大擂台賽編 第12話の先行カットが到着。強大すぎる父親を持つ者同士の対戦!
テレビアニメ「バキ」大擂台賽編 第12話の先行カットとあらすじが到着しました。
<第12話「完成」あらすじ>幾多の闘いと試練を乗り越え、刃牙とアライJr.の対決がいよいよ東京ドーム地下闘技場にて始まろうとしていた。お互いが強大すぎる父親を持つ者同士の対戦…果たしてどちらが勝利をつかむのか!?
第12話「完成」は、9月21日(月)24時30分からのTOKYO MX1、サンテレビ、KBS京都を皮切りに、テレビ愛知、HTB北海道テレビ、TVQ九州放送で放送。Netflixにて全世界独占・全話一挙配信中です。
アニメ「バキ」の最新シリーズとなる「バキ」大擂台賽編。瀕死の毒に侵された主人公・範馬刃牙が挑むのは、100年に一度開かれる究極の中国武術トーナメント「大擂台賽」。刃牙は絶体絶命の状況から生還することができるのか? 最強の称号である「海皇」を手にするため、名だたる猛者による常識を超えた戦いが繰り広げられます。
「宇崎ちゃんは遊びたい!」第11話の先行カットが到着。宇崎ちゃんとボルダリングの体験!
テレビアニメ「宇崎ちゃんは遊びたい!」第11話の先行カットとあらすじが公開されました。
<第11話「桜井も遊びたい?」あらすじ>部屋に積まれた宇崎ちゃんの私物を掃除するよう桜井は説教を始めるが、宇崎ちゃんの手料理で鎮まる。マスターの提案で調理をやってみて散々な結果になった桜井は宇崎ちゃんの母に料理特訓を依頼することに。そんなある日、ボルダリングの体験コースに参加する桜井と宇崎ちゃん。真剣な桜井の姿に宇崎ちゃんは高校時代の姿を重ねる。
第11話「桜井も遊びたい?」は、9月18日(金)21時30分からのAT-Xを皮切りに、ABCテレビ、TOKYO MX、テレビ愛知などで放送。dアニメストア、ABEMAなどで順次配信されます。
本作は、ドラゴンコミックスエイジで連載され、コミックス累計80万部を突破する丈さんの漫画原作をTVアニメ化。一人でいるのが好きな大学生・桜井真一と、生意気なのにどこか憎めない"ウザカワ系"後輩との大学生活を描く青春ドタバタラブコメです。
ファンを虜にするに違いない。
土魔法でモノづくりに励む「異世界の貧乏農家に転生したので〜」マンガ版1巻
カンチェラーラ原作による槙島ギン「異世界の貧乏農家に転生したので、レンガを作って城を建てることにしました@COMIC」1巻が、本日9月15日に発売された。
「異世界の貧乏農家に転生したので、レンガを作って城を建てること@COMIC」は、魔法の存在する異世界に転生した主人公が、自作の土魔法を駆使して貧乏暮らし脱出を目指すファンタジー作品。ひもじい思いをしていた主人公は野菜の栽培を魔法で効率化することから始め、お金を稼ぐためレンガやコップなど土を使って作れる商品の量産にも挑戦していく。同作は小説を原作としたコミカライズ版で、TOブックスのcomicコロナにて連載されている。
面白い一作になっているに違いない。
アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」11話、ジョーカー(CV:津田健次郎)&紅丸(CV:宮野真守)の“最凶タッグ”がアツすぎる
9月11日より順次放送中のアニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」第11話では、ジョーカー(CV:津田健次郎)と新門紅丸(CV:宮野真守)が異色のタッグを組んだ。
アニメ「炎炎ノ消防隊 弐ノ章」は、「ソウルイーター」などで知られる漫画家・大久保篤氏が描く「炎炎ノ消防隊」(週刊少年マガジンにて連載中)を原作としたアニメの第2期。とある理由から“悪魔”と呼ばれる新入隊員の少年“シンラ”こと森羅日下部(CV:梶原岳人)が、人々を救う“ヒーロー”を目指す物語だ。
ジョーカーは、ミステリアスで神出鬼没な“謎の男”。時折シンラの元に現れては重要な情報を伝えているものの、その正体などはまだ明かされていない。一方の紅丸は、第7特殊消防隊の大隊長で、第二世代と第三世代の能力を兼ね備えた“最強の消防官”と呼び声高い人物だ。第11話「ダークヒーロー」では、そんな共通点のなさそうな2人がタッグを組み、皇国の闇を暴くため皇王庁に乗り込んだ。
2人が能力を駆使して共闘する展開もあり、Twitter上では「共闘とかアツすぎん??」「最凶タッグ結成とは!」「何だこの最高コンビ」「ダークヒーロー好きにはたまらん展開!」といった感想が続々と寄せられていた。
第拾壱話「ダークヒーロー」
【あらすじ】
東京皇国へと帰還したシンラたちは「聖陽教の聖典に偽りがある可能性」を桜備へ報告する。聖陽教への不信が募る中、第8特殊消防隊は次に進むべき道を見出せずにいた。一方、浅草を守護する第7特殊消防隊の紅丸の元に、“ある男”が訪れる──。
TVアニメ「ゆるキャン△」のBlu-ray BOX描き下ろしデジパックイラストが公開!12月16日発売
2020年12月16日(水)発売となるTVアニメ「ゆるキャン△」のBlu-ray BOXにおいて、封入特典である特製四面デジパックのイラストが公開された。
TVアニメ「ゆるキャン△」は、山梨県を舞台に、女子高校生たちがキャンプをしたり野外料理をしたりと、アウトドアライフを満喫する様子をゆるやかに描いた人気作だ。第1期が人気となり、2020年1月〜3月にはスピンオフ作品「ヘやキャン△」が放送されたほか、TVアニメ第2期となる「ゆるキャン△ SEASON2」が2021年1月より放送されることも決定している。
⇒TVアニメ「ゆるキャン△」が北海道で放送&「水曜どうでしょう」コラボグッズ復刻版が発売決定!
2020年12月16日(水)に、TVアニメ第1期「ゆるキャン△」のBlu-ray BOXが発売。封入特典である特製四面デジパックのイラストが公開された。
イラストは、「ゆるキャン△」シリーズのキャラクターデザインを務める佐々木睦美さんによる描き下ろし。メインキャラ5人+ちくわによる「ゆるキャン△」ポーズを楽しめる。
ファンを虜にするに違いない。
TVアニメ『ゴールデンカムイ』第三期、キービジュアル第2弾が公開
[ドラフト注目選手連続写真] 東海大相模・山村崇嘉
東海大相模高の左のスラッガー・山村崇嘉の打撃フォーム。高校通算40本塁打を超える長打力が魅力で、8月の甲子園交流試合では安打こそ出なかったものの、2年生まで守った一塁ではなく、遊撃守備に就いてソツなくプレー。対応力をアピールした。
1年秋から四番の打力
東海大相模高で1年秋から四番を打つ打力が武器。2年夏の神奈川大会、今年の神奈川高野連による代替試合で、いずれも3本塁打をマークした。
投手として140キロを超えるストレートを投げ込む強肩を持ち、昨年までの一塁だけでなく、遊撃、三塁を守ることで選手としての幅を広げている。
9月11日には、東海大相模のチームメートである鵜沼魁斗、西川僚祐とともにプロ志望届を提出。プロ野球ドラフト会議は10月26日に行われる。
神奈川・東海大相模高3年
山村崇嘉
やまむら・たかよし
神奈川県・私立東海大相模中出身(武蔵府中シニア)
180cm85kg/右投左打
2回連続でヒーロー≠さらわれた柘植世那は受賞に色気
これまで6月は木村文紀が、7月は栗山巧がそれぞれ受賞した「メットライフ生命 presents ライオンズベストプレー賞」の月間賞。8月は苦しい戦いが続いた中で、新戦力の熱いプレーが飛び出した月間となった。その中でも特に鮮烈な活躍を見せ、多くのファンに強烈な印象を植え付けたのが柘植世那だろう。
8月27日の北海道日本ハム戦、プロ入り初スタメンを果たした柘植世那は1点リードで迎えた6回裏、左翼スタンドへプロ入り初本塁打を放った。値千金の本塁打を含む2安打の活躍に、6回終了時点ですでに柘植のヒーローは当確=B試合中、バッテリーコーチの秋元宏作からも「今日はぜひ柘植を(お立ち台に)上げてやってください」と広報に異例のお願いがあった。
しかしその後、チームは逆転を許し、お立ち台は一旦白紙に。最後は山川穂高が劇的な逆転サヨナラタイムリーを放ち、ヒーローに選ばれたのは文句なしで背番号3だった。
29日の楽天戦、2度目のスタメンマスクをかぶった柘植のバットは再び火を噴く。0−0で迎えた3回、無死一塁から左翼に豪快な2ランを叩き込んで勝利に貢献するが、この日はノリンが来日初登板で初勝利。柘植の肉声が試合後全国のファンに届くことはなかった。
しかし、チーム状況が苦しい中でのルーキーの活躍は光り、27日のプロ入り初本塁打が、「メットライフ生命presents 8月ライオンズベストプレー賞」にノミネートされた。
「最初の北海道日本ハム戦で(試合終盤にこのままいけば)ヒーローと告げられたときは緊張しました。また別の試合で機会があればいいな、と思いますが、こうして『メットライフ生命presents 8月ライオンズベストプレー賞』にノミネートしていただけたのはうれしいですね。(お立ち台に)立てなかった分、もしこの賞にご縁があったら・・・」と笑顔を見せた。
今回、柘植の初本塁打以外にノミネートされたのは、高木渉のプロ入り初安打(8月13日)、西川愛也のプロ入り初安打(8月16日)、中村剛也のプロ入り通算1500本安打(8月26日)、山川穂高の逆転サヨナラヒット(8月27日)の4プレー。
月間賞の賞金50万円のゆくえを占うのは、ファンの皆さんだ。投票はメットライフ生命キャンペーンページから行える。
【千葉魂】「原点に戻れ」井口監督の思い 4番安田悩みながらも前へ
「原点に戻れ」。9月4日、福岡で行われたホークス戦の試合前。グラウンドに現れた若き4番に井口資仁監督は声を掛けた。7月から4番を任せ、ここまでどんな時も起用をし続けてきた。多くは語らない。少し距離を置きながら、ただひたすら見守り続けてきたが安田尚憲内野手の悩める姿を見て近寄ることを決意した。
「いろいろと悩んでいる感じだったからね」と指揮官はその時のことを振り返る。もちろん、井口監督もすべてがうまくいくとは想定していない。若き4番の前には山あり谷あり。21歳の若者がすんなりと4番に座り、チームに貢献し続けられるほどプロは甘くはない。ただ、一つだけしっかりと伝えたい想(おも)いがあった。それは芯を貫くこと。
「キャンプからやり続けてきたことはやり続けるべきだ。1年間続けるべきだ。こうやると決めた事は最後まで貫け。その場しのぎの打撃はするな」。ホークス、そしてメジャーリーグ、そしてマリーンズでチームの主砲として歩み続けてきた井口監督が悩める若者にどうしても伝えたい想いだった。
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うまくいかなくなると人はどうしても試行錯誤をする。いろいろな事を考えて試してみる。それは結構。ただし軸は貫いてほしいと思う。ここまでの成功体験や過程、自分自身の才能すら疑いたくなるほど追い込まれることはあるが、そんな必要はない。1月の自主トレ、そして春季キャンプ、オープン戦。一貫して取り組んできたこと、安田尚憲の打撃スタイルの土台となる部分、核を今、結果が出なかったからといって簡単に動かしてほしくはない。自分を信じ、その中で投手と向き合ってほしい。指揮官はその才能を評価したからこそスターティングオーダーのど真ん中、4番のところに名前を書く。そこには迷いなどない。だから安田もまた自身の才能と打撃を信じ、打席に向かってほしいというメッセージを伝えた。
「4番はプレッシャーに感じるだろう。期待される打順。そういう時は4番目と思えばいい」。井口監督は若き4番を叱咤(しった)激励しながらも優しい言葉も忘れなかった。
9月6日のホークス3連戦3戦目。2点リードの五回2死一塁で打席に立つと、どっしりと構えた。相手はここまで6勝を挙げている石川柊太投手。浮いたパワーカーブを狙った。「どの球種にも対応できるように考えながらゾーンを上げて待っていた」と振り切った打球は安田らしい美しい放物線を描きながら右翼スタンドに消えていった。15試合ぶり、66打席ぶりの一発。堂々と、そして悠然とダイヤモンドを一周する姿はまさに4番の姿だった。
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ペナントレースもいよいよ佳境に突入した。その中で若者は4番に座り続ける。プレッシャーはさらに増す。乾坤一擲(けんこんいってき)の場面で震えと重圧を味わう事になる。しかし若者はその中で大きく成長していく。なによりもプレッシャーは誰だって感じるのだ。それはまさに生きている証だ。恐怖や苦悩の先にこそ今まで味わったことがないような喜びが待っている。安田にはそれを自らの手でこじ開ける使命がある。それはマリーンズ不動の4番になる男だからだ。
これからの活躍に期待がかかる。
エンゼルス・大谷翔平 16日から試練の3戦連続左腕先発予定…1割8分9厘から残り12試合で復調なるか
エンゼルス・大谷翔平投手(26)がシーズン終盤に、試練を迎えようとしている。14日(日本時間15日)は試合がなかったが、15日(同16日)からは、本拠地・ダイヤモンドバックス3連戦。バムガーナー、C・スミス、AL・ヤングと3試合連続で左腕が先発する予定だ。
ここまで打者では37試合に出場して132打数25安打で打率1割8分9厘、5本塁打20打点と苦しんでいる大谷。特に左腕に対しては、39打数6安打、1割5分4厘、0本塁打と攻めあぐねている。直近では相手先発が左腕だった試合は3試合連続でスタメンを外れている。
2試合連続ベンチスタートで、直近8試合中5試合が先発外。昨季は右腕2割8分8厘、左腕2割8分2厘の成績を残すなど、元々左腕に対して苦手意識はないが、ベテランで右打ちのプホルスが好調なこともあって、打席数は限られる可能性も高い。
今季、レギュラーシーズンは残り12試合。プレーオフ進出へも2位・アストロズまで3・5ゲーム差とわずかに可能性は残している。チームの大逆転プレーオフへ向けて、ラストスパートをかけたいところだ。
復活への期待がかかる。
【巨人】香月一也の移籍後初安打は先制の適時二塁打
秋山翔吾がまた好守 失点防ぐスムーズ補殺に米称賛「野球少年よ、この映像を見て」
パイレーツ戦で打者走者を二塁で刺した場面に反響「ショータイムだ」
米大リーグ・レッズの秋山翔吾外野手が14日(日本時間15日)、パイレーツとのダブルヘッダー第2戦に「1番・左翼」で先発出場。初回2死二塁の守備で失点を防ぐ補殺を記録した。ホームインより先に、二塁で打者走者を刺して得点を許さなかった好守をレッズ公式が動画で公開。ファンからは「少年野球たちよ、この映像を見てくれ!」などとコメントが寄せられている。
またも好守で貢献した。初回、1点を先取された直後の場面だ。2死二塁からパイレーツのベルがレフト線に安打。二塁走者は悠々とホームへ向かったが、その間に左翼の秋山が打球にチャージ。うまく回り込んでスムーズに送球し、二塁を狙ったベルを刺した。
ここで審判団がビデオ判定。二塁のタッチアウトと、ゆっくりとホームへ向かった走者のホームインどちらが先かを確認し、秋山の補殺が先だったと判断。パイレーツの追加点は記録されずにチェンジとなった。
実際の動画をレッズ公式ツイッターが公開。文面には「ショウゴは野球の基本を教えてくれる。どんな時も本塁に還る走者は全力疾走しなくてはいけない。たとえ、カップがずれていても」と相手のミスを指摘しつつ、秋山の守備を称賛している。
秋山が素早く打球処理をしたからこそのシーン。米ファンからは「全然セーフじゃない。ビデオ判定するまでもない」「ファンが球場に戻ることになったら、ショウゴはたくさん楽しませてくれるだろう」「彼の守備は本当に素晴らしい」「レッズの試合をたくさん見てきたが、こんなに全て上手く行くのは初めて見た」「少年野球の選手たちよ、ぜひこの映像を見てくれ!」「ショータイムだ」などとコメントが寄せられていた。
秋山はこの試合、押し出しの四球を選ぶなど2打数1安打1打点。チームは9-4で勝利し、3連勝となった。
これからの活躍にも目が離せない。
【中日】ロメロ、今季中の復帰が絶望…今季は単年契約、契約延長の見通し立たず
中大・牧秀悟、強打の二塁手は巨人・桜井俊貴から逆方向アーチ…大学・社会人ドラフト候補はこの男に注目
大学野球の秋季リーグが全国各地で始まっている。首都圏では19日に東京六大学、首都大学リーグがスタート。来週には東都大学1部が開幕する。そこで10月26日のドラフト会議に向けて、中大・牧秀悟二塁手(22)ら大学・社会人のドラフト候補を一挙紹介する。
“戦国東都”で通算25度の優勝を誇る名門・中大に、強打の二塁手がいる。30季ぶりにリーグ戦を制した昨秋、MVPを獲得した牧だ。「目標はリーグ2連覇と日本一です」。主将も務める不動の4番はラストシーズンへ決意を口にした。
入学直後の1年春の開幕戦から遊撃レギュラー。下級生時代は調子に波があったが、二塁にコンバートされた昨春は打率4割で首位打者に。夏の日米大学野球では3年生ながら大学ジャパンの4番を務めた。U―18W杯の壮行試合で高校ジャパンと対戦し、阪神のドラフト1位右腕・西純矢(19)から一発。長打力と勝負強い打撃が売りだ。
コロナ禍で春季リーグ戦が中止となった今年は、全体練習ができない2か月間、地元の長野・中野市で自主トレに励んだ。「モチベーションはかなり下がりましたが、どんな状況にも対応して結果を残さないといけないと思って練習していました」と意識の高さをうかがわせた。
7月後半にオープン戦が再開。8月13日の巨人2軍とのプロアマ交流戦(G球場)で、昨季8勝の桜井俊貴(26)から逆方向へホームランを打った。「1軍のローテーションに入るようなピッチャーから打てて、自信になりました」と胸を張った。
主将として迎える最初で最後のリーグ戦は22日に開幕する。「自分の結果を求めつつ、チームの勝利につながる一打を放ちたいです」。貴重な打てる二塁手として、自らのバットでプロの高評価を勝ち取る。
これからの活躍にに期待が膨らむ。
◆牧 秀悟(まき・しゅうご)1998年4月21日、長野・中野市生まれ。22歳。中野小1年から軟式のキングアニマルズで野球を始め、南宮中時代は若穂リトルシニアでプレー。松本第一では1年春からベンチ入り。3年春に3番・遊撃として県大会優勝。夏は県大会2回戦敗退。甲子園出場なし。中大では3年秋まで通算71安打。昨年は春秋連続でシーズン14打点をマーク。178センチ、93キロ。右投右打。
スカウト「スライダーで三振取れる」、国士舘大の最速146キロ右腕・赤羽に3球団視察
◇東都大学野球秋季リーグ戦2部 国士舘大1―2拓大(2020年9月15日 大田スタジアム)
東都大学野球秋季リーグ戦の2部が15日に開幕した。国士舘大は拓大との開幕戦に1―2で敗れた。
最速146キロ右腕の赤羽陸投手(4年)は3球団のスカウトが視察する中、6回2/3を6安打1失点。最速144キロを計測した直球にスライダーやスプリットなど多彩な変化球を織り交ぜ、8三振を奪った。何度もピンチを切り抜け、試合をつくった右腕は「走者を出しても点を与えなければ良いという気持ちで投げた。腕の振りや体の回転を工夫して打者の想像以上のスライダーを投げられたと思う」と振り返った。
スタンドで視察した巨人・青木高広スカウトは「スライダーやカットボールを投げる時も腕を振れるから三振が取れる。下級生の時から見ているが、球速も上がっている。中継ぎにも適性がありそうです」と評した。
市和歌山時代はエースとして2度甲子園のマウンドを経験。プロ志望届を提出するも夢はかなわず、国士舘大に進学した。「高校時代は直球で押していく投手だった」という赤羽はロッテ、オリックスで捕手としてプレーした辻俊哉監督に勝つための考え方を学び、投球術を磨いた。今年覚えたカットボールも投球の幅を広げ、自らの成長に自信を深めている。
プロ志望届の提出については「あと1試合投げてから監督と相談して決めたい。プロでやるためには直球のスピードがもう少し必要。150キロに近い球を1球でも投げたい」と話した。
試合後にアイシングを済ませ、スタンドで第2試合を観戦。リーグで対戦する打者の特徴に目をこらした。2度目の挑戦をするためにエースは次戦で己の持つ力を出し切る。
これからの活躍にも目が離せない。
◆赤羽 陸(あかば・りく)1998年(平10)年7月17日生まれ、和歌山県和歌山市出身の22歳。小1から野球を始め、西脇中では軟式野球部に所属。市和歌山では3年春、夏の甲子園にエースとして出場。国士舘大では1年春からベンチ入り。大学通算7勝5敗(2部)。球種は直球、スライダー、カーブ、カットボール、ツーシーム、スプリット。憧れの選手は楽天・則本昴大。1メートル79、72キロ。右投げ左打ち。
山口俊は「打者を圧倒し始めた」 好調ブ軍支えるブルペン陣を地元メディア称賛
元阪神ドリス、バースに加え山口の名前も挙げ「重要な場面を抑えている」
巨人から山口俊投手が加入したブルージェイズは、激戦のア・リーグ東地区で首位レイズと3.5ゲーム差の2位と健闘を続けている。地元メディア「スポーツネット」は、好調を支えるブルペン陣の貢献度を特集。安定感を見せ始めた山口についても触れている。
同メディアは「2020年にブルージェイズのブルペンがどのように活躍しているか」とのタイトルで記事を掲載。ブルージェイズは今季、守護神のジャイルズが開幕直後に故障で離脱。一方でオフにバース、元阪神のドリス、さらに山口らが加入したものの、記事では「期待できるようには見えなかった」とも。ただ蓋を開けてみると「しかし、それから面白いことが起こった」と嬉しい誤算が起きたことを挙げ、それぞれのリリーバーの活躍ぶりに触れた。
「ドリスはこのリーグで4年間プレーしていなかったことを生かし、バースはそもそもなぜマリナーズが彼をウエーバーにかけたのか不思議に思わせた。ヤマグチはシーズン序盤の延長戦で2度失敗した後、落ち着き、打者を圧倒し始めた」
ドリスはここまで22試合に登板して2勝1敗4セーブで防御率1.61と抜群の安定感。さらにバースも21試合で2勝3敗5セーブ、防御率2.95と奮闘している。山口は11試合で2勝3敗、防御率3.98。開幕直後こそ不安定さを露呈していたが、徐々に存在感を示しつつある。
チームの先発陣はここまで8勝5敗、防御率4.53なのに対し、リリーフ陣は18勝15敗、防御率3.66。数字で見ても、試合中盤以降にブルペンがフル回転して勝利をもたらす働きをしていることがわかる。
さらに同メディアでは「プレーオフ進出が見える中、ブルージェイズの投手層が柔軟性をもたらす」との記事も掲載。「重要な場面はブルペンのアンソニー・バース、ラファエル・ドリス、AJ・コールが抑えている。日本から移籍し、最初の方の登板ではほぼ役立たずだったシュン・ヤマグチもそうである」と強調。山口もブルペンに欠かせないひとりとして、その役割はシーズン終盤に向けて大きくなってきそうだ。
これからの活躍に期待が膨らむ。
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ちょうど1年なのか。大野雄は昨年9月14日、阪神戦(ナゴヤドーム)でノーヒットノーランを達成した。ナゴヤ球場で汗を…(川本光憲)
ちょうど1年なのか。大野雄は昨年9月14日、阪神戦(ナゴヤドーム)でノーヒットノーランを達成した。ナゴヤ球場で汗を流す左腕はもちろん承知していて「1年ですね。ボールは家にありますよ」と話していた。
記者は新型コロナウイルスの感染拡大の前に起こった出来事が、はるか昔のような気がしている。自粛生活が長かったためか、春は感じなかった。夏も、秋も、いまいち実感がない。
ノーヒットノーランからもう1年か、まだ1年かは分からない。狂った時間の流れを取り戻すにはどうすればいいのだろう。
とりあえず、食欲の秋。大野雄にお気に入りの秋ならではの食材を聞いてみよう。サンマでも栗でも何でもいい。季節感を取り戻したい。(川本光憲)