Lilひろゆきブログ

こんにちは。Lil Hiroyukiです。

さて、かの有名なひろゆき氏が2ちゃんねるのオーナーをやっていた頃に問題になった、悪質な書き込みに対するひろゆき氏への「損害賠償」はご存知でしょうか？



彼は多数の被害者から訴えを起こされ、その総額はなんと『30億円以上』にのぼります。
なぜ彼はこれを踏み倒せたのでしょうか？？



まず、彼が請求された「損害賠償」とは、国が回収すべき債権などではありません。この損害賠償はあくまで「被害者」が請求するものであり、その被害者達はひろゆき氏に対して回収の請求を行なっていなかったのです。



そして、この損害賠償というものには「時効」が存在します。被害者が5年間何の請求も行わないと、なんと損害賠償は綺麗さっぱり消えてしまうのです。

この一連の事件が起きたのは今から10年以上も前の話ですから、今はとっくに全ての件で時効を迎えたでしょう。
さらに、ひろゆき氏は国税局の立ち入りも経験したことがあります。
しかし、家財道具や仕事に使う道具、一定以下の現金や財産は没収することができません。
ひろゆき氏はこれをうまく使い、自身の所持する法人等を利用してうまく逃げ切ったのです。




ただこの一件に関して、実は事件発生当初にはまだネットに関する法整備が十分でなかったのです。
いまでは掲示板の管理者が何かの責任を負うことはありません。
負担が大きすぎるからです。

法律ができる前に訴えを起こされ、しかもその大半はひろゆき氏への「私怨」というべき内容です。

ともあれ現在は日本とフランスをまたにかけ活躍するひろゆき氏に対して誰かが損害賠償を掘り返すことはできないのです。