2018年01月16日
「父子鷹」第5話 「春は名のみの…」
1月15日の夜8時から、CS放送の時代劇専門チャンネルで「父子鷹」の第5話「春は名のみの…」が放送されました。
江戸の町の片隅に「垢離場」と呼ばれる場所がある。そこには貧しき人々が生活していて、夜鷹などもそこで商売していたが、「地上げ」のように人々を追い出して新たな都市計画で自分たちの思い通りになる「うまみ」のある場をつくって甘い汁を吸おうとする者たちがいた。その者たちは奢侈禁止令を利用して夜鷹たちを捕まえ、追い出そうとしていた。
のちに出世して勝海舟となる麟太郎は、蘭学に身を入れ熱心に学んでいたが、禁止令が出て、おおっぴらに学べないでいた。そのため夜間にこっそり外出して蘭学を学んだのだが、妨害を受ける。
麟太郎の父、小吉は気が荒いが曲がった事が大嫌いなため、垢離場を守ろうとして、垢離場の人々の生活の場をなくそうとする連中に立ち向かい大喧嘩する。連中は小吉の息子・麟太郎が禁止令を破ってひそかに蘭学を学んでいることをいいたてる。
蘭学を学んでいる麟太郎は、牢をやぶって逃亡している高野長英の逃亡を助けようとしている。小吉は麟太郎の出世を願っているため、どうすべきか悩む。
長英はどうなるのか? また、追い出されたら生活の場がなくなるという垢離場の人々はどうなるのか?
高野長英を山内としおさん(必殺シリーズでの中村主水の上司の筆頭同心田中を演じた)が演じています。
また、この回では「遠山の金さん」が登場します。「遠山の金さん」こと北町奉行・遠山景元(大出俊さんが演じている)は、実は勝小吉と旧知の仲で、若いころは剣術仲間だった、という設定です。
背中の彫り物は「桜吹雪」ではなく「おんなの生首」だった(こっちが真実だとはよくいわれること)としながらも、そして表むきは法を守ることに厳しい人物として描きながらも、実は人情にあつい「遠山裁き」をドラマ中で描いています。
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