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posted by fanblog

2018年01月05日

映画「天地明察」のDVD

 





 いい映画をみたらDVDも購入して、見たい時に何度でもみたい、と思うものです。
 岡田准一さん主演の「天地明察」もそんなお気に入りの作品の一つです。
 この映画では、岡田准一さんは宮アあおいさんと共演しています。しまも夫婦役です。
 また、。現在「松本白鴎」を襲名した、松本幸四郎さん(改名前の名前)も出演しています。松本白鴎を襲名するよりずっと前の出演なので、当然、出演者名も「松本幸四郎」となっています。
 監督は、さまざまな大作を作り世に送り出してきた滝田洋二郎さん。原作は冲方丁さんの小説です。
 時は徳川幕府の体制がすっかり固まった四代将軍家綱の時代。将軍家に囲碁を教える名家の子として生まれた安井算哲という若者が主人公。囲碁の家に生まれただけに囲碁の腕前も相当なものだが、算術の難問を解くことと、天文観察をすることが何よりも好きという主人公。これに熱中している時はなにもかも忘れて集中し生きがいを感じる。
 彼の算術と天文観察の知識、識見を能力として活かせるものは、「新たな暦つくり」だった。将軍の後見役である会津藩主・保科正之(松本幸四郎さんが演じている)は算哲に新しい、そして正確な暦をつくるリーダーに指名する。
 従来の暦には誤りがある。それをただして、新しい暦を作らなくてはならない。それは時代の要請でもあり、算哲の使命だったのだ。
 だが、旧来の暦づくりに関わっているものには大きな利権が生じ、それが間違いだということが公になってはまずい、と、算哲の研究を妨害する勢力が現れる。失敗や妨害にくじけず、「こころざし」を貫く算哲の事業は成功するのか?

 生まれた環境にあきたらず、自分の生きがい、喜びとするものに「使命」を感じ「こころざし」をつらぬく。さまざまな妨害をおこなう抵抗勢力にも屈せず、失敗も乗り越える。
 映画や小説ではよくあるストーリーですが、それこそが王道パターンでもあり、主人公の生き方が多くの人の共感をよぶものです。
 それが映画としてうまくまとまっています。
 出演は、岡田准一さん、宮アあおいさん、松本幸四郎さんのほかに、市川猿之助さん、中井貴一さん、市川染五郎さん(松本幸四郎を襲名する前の)、白井晃さん、笹野高史さん、関ジャニの横山裕さん、岸部一徳さんなど。







 
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