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2018年05月29日

山本耕史主演BS時代劇「鳴門秘帖」第5回「中山道危機一髪」







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 5月18日の午後8時から、BS放送のNHKBSプレミアムで、吉川英治原作、山本耕史主演NHKBS時代劇「鳴門秘帖」第5回「中山道危機一髪」が放送されました。
 旅立った法月弦之丞(山本耕史さん演じる)は、東海道ではなく中山道を行く。
 その途中、信州の妻籠宿で、平賀源内(正名僕蔵さん演じる)と再会する。平賀源内は讃岐の出身だが阿波国のことも詳しいらしい。弦之丞に対して、鳴門秘帖の騒動の真相を告げる。
 それは、阿波の特産・藍玉の利権を巡っての幕府と阿波藩の対立が原因となってのものであり、「茶番」だというのだ。
 一方、見返りお綱(野々すみ花さん演じる)は、旅の途中で阿波の藍玉問屋のお内儀・お久良(萬田久子さん演じる)と出会い、彼女の危機を救う。
 また、旅川周馬(武田真治さん演じる)とともに阿波へ向かった千絵(早見あかりさん演じる)は、弦之丞と会いたいという想いが募り、思い切った行動に出る。周馬の監視下にあったが、周馬の部下のちょっとした隙をついて逃げ出し、走り出す。そして偶然、お綱と出会う。
 お綱を見て、千絵の目つきが険しくなる。甲賀宗家の屋敷が炎上したとき、弦之丞と一緒にいたのがお綱だからだ。
 お綱に対して、何者か、そして弦之丞さまとの関係は、と厳しい口調で問いただす千絵。お綱は、自分が弦之丞の協力者であり、害意はないと必死に訴える。ではなぜ弦之丞さまは自分が信頼していた家来を斬ったのか、と問う千絵に、仕方ない事情があったのだと言い、弦之丞を信じてくれ、弦之丞さまは千絵さまに会いたがっている、と言う。
 千絵がその言葉を信じかけたその時、周馬が二人の前に現れ、お綱を指さし、この女は江戸で有名な女掏摸です、信じてはいけません、と言い、さらに千絵に不意打ちをくらわせて気絶させる。さらにはお綱の命を狙う。
 命懸けで周馬と闘い千絵を助けようとするお綱だが、相手は甲賀の忍びの達者。お綱は追い詰められ怪我を負う。
 弦之丞を慕う女たちの想いが交錯する中、弦之丞はお綱を優しく介抱する。
 その頃、弦之丞を密かに慕うお米(武田玲奈さん演じる)は、阿波藩の侍によって凌辱される。


 さて、登場人物が入り乱れ、さまざまに絡み合い、いよいよ目が離せなくなりました。
 原作とはかなり違った部分があります。話の展開の順序だったり、事件が起こる場所などの内容的なものだったりです。
 構成的な面で原作と違うのは、弦之丞を中心とした物語として全10回の連続ドラマとしてまとめるためのものでしょうが、登場人物が多いので原作を知らない人にとっては複雑で、息もつかせぬ目まぐるしい展開だと感じるかもしれません。












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