先日の1枚。
上野に雪村を見に行って来ました。
東京藝術大学大学美術館で開催中の特別展「雪村−奇想の誕生−」です。
雪村(せっそん)は、戦国時代に活躍した画僧です。
その絵は、大胆で、緻密で、力強く、時にユーモラスで、とにかく面白いのです。
今から15年前にも都内の美術館で大規模な回顧展があり、その時のサブタイトルは
「戦国時代のスーパーエキセントリック」でした。
そして15年ぶりの雪村を、上野で見ました。
はっとするほど鮮やかで、懐かしく、わくわくしました。
私が雪村を知ったのは学生時代で、日本美術史の小川知二先生からです。
小川先生が亡くなられたことをこのたび知りました。
恩師が次々と鬼籍に入られ、寂しいことこの上なしです。
2017年05月02日
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