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2016年02月12日

スキー場のナイター営業

IMG_1676.JPG最近、ネットであるスキー場の広告を見たらナイター営業の拡大を大々的に宣伝していました。昔、筆者がスキーに夢中になっていた頃は、ナイターはせいぜい21時まででした。昼間一日中滑っても18時には宿には帰ってお風呂に入り、夕食を食べて、それでもまだ余力があって滑りたい人間だけがナイターに出かけたものです。

このスキー場の広告では土日の前夜は朝4時まで営業となっていますが、本当に夜間営業する必要があるのでしょうか。たしかにリフトさえ回しておけば若者たちは勝手に遊んでくれますし、食堂や売店だって受けた注文だけを作っていれば営業できます。まあ、最低限の人数さえいればスキー場の営業は出来ますし、元は取れるかも知れません。でも、いくら仕事でも夜間の山に灯りを付けて昼間のようにしてまで若者たちの遊び場を作る必要があるのでしょうか?それは若者に迎合し過ぎていると思います。

ナイターという懐かしい和製英語は、やはり夕方から始まり夜間前に終わるゲームのことを指すようです。最近の若者はスキー場にクルマで来て宿には泊まらないと言われていますが、オールナイト営業で若者を集客することはますますこの傾向に拍車をかけることに他なりません。むしろ、ナイターは時間を短縮して、宿に泊まってもらう方向にアピールを展開した方が良いのではないでしょうか。朝から21時まで滑れば十分です。疲れたままで滑っていたら怪我や事故にもつながります。スキー場の営業は健全にも行きましょう。
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