結構検査お宅の私が、
このたび経鼻内視鏡を体験してきたので、
これからやってみようという方に
ご参考になればと、鼻から胃カメラ報告します。
ちなみに、いつも胃カメラ飲むときは静脈麻酔をしてるので
今までしらふで飲んだことがありません。
麻酔をすると楽なのですが、その後の時間がとられることと
麻酔が切れた後の頭痛が嫌いなので
今回は楽?と聞いていた鼻カメラを挑戦してみました。
やり方は、普通の胃カメラと一緒で
前日夜9時から絶食です。(午前9時〜開始の場合)
@胃の泡をとる液体を飲んで体をごろごろします。白くて甘い液体。
A鼻の通りをよくするスプレーします。
いわゆる鼻のとおりをよくする点鼻で痛くも痒くもありません。
B注射器のようなものでジェルの麻酔を鼻に注入。
鼻から喉にどろっと落ちてくるのを待ってごくっと飲みます。
だんだん喉ちんこの方が、歯科の麻酔したときのような感覚になり
つばが飲みにくくなります。
Cカメラを挿入するほうの鼻に、(自分で通りがよいほうを決める)
擬似的に一回り小さい管を入れる。(麻酔ゼリーがぬってある)
鼻の奥地に管が入ります。ちょっと目から涙が出る感じで痛かった。。
「あら??ちょっと通りが悪いわ」と看護婦さんにいわれる。
そのまま1分放置。
D実際入れるものと同じ太さの管(麻酔つき)を入れる。
先ほどよりは痛くない。
Eここで先生登場。
本物のカメラ管を挿入。。。
ぐささささーーーー
麻酔してるに、鼻の奥地はやっぱり痛い。
痛い、、って顔したら
「あれ??ちょっと無理かな??」
なんていわれながらも
ぐさっと挿入。
その後は目の前のモニターを見ながら自分の鼻の中から
ぐんぐん進んでいく内臓の旅にご招待。
先生は明るい声で
「はい、声帯にまいりました。。。ここで、ごくっとしてください」
って言うので、
「ごく」っとな。
いやおうなしにカメラが内臓に入ってくる。。
きもいのなんのって。
喉のおえっという気持ち悪さとは別の
胃の中に異物の入る耐え難い気持ち悪さ。
げろはきそうって思う。
1分くらいで、食道から胃をこえて十二指腸まで到達。
「さあ、ここからバックしながら観察しましょう」
といって、
十二指腸チェック。いろんな角度からみてくれるけど
そのたびに管をぐぐっとひっぱるので
鼻がちぎれそう。
バックして胃の下のほう。
そのバックするときにずるずるっと鼻からひっぱるわけだから
鼻も痛い。。。
胃の粘膜チェックのため、青い液体を注入。
胃が冷たい。でもおかげで気持ち悪さがまぎれた。
そこで撮影。
空気をいれて膨らましたり、
胃液をすったり、
今まで眠っている中でやっていたので
何も知らなくおわったけど
結構いろんなことやってるんだなーって思った。
もうこれ以上何もしないでーーー早くおわってーーーって
思いながら
まな板の鯉状態。
先生の明るい声も聞きたくなかったので、
ぼーぜんとした顔でモニターを見ていました。
多分10分くらいだったんじゃないかなー
さあ、おわりましたよーって
ずるずるずるずるずるーーーって
胃から食道通過、そして声帯でおえっときて
胃カメラを鼻から引っこ抜く。
「はーーいお疲れ様・・問題なし」
で
おわったわけでした。
あとはそのまま普通に生活してOKですからね。
って言われて、診察室を出たわけだけど
その後の鼻の痛みといったら
なんというか、プールに間違えて飛び込んで大量に鼻に
水が入ったときのような痛み。
その後鼻水が出たので
鼻をかんだら
血が混じってました。
昨夜はずーっと血のまじった鼻水。。。
そして緊張感から開放された頭痛。
やっぱり私は
どっちにしても頭痛になっちゃうんだーって思ったので
結論からいえば
やっぱり胃カメラは静脈麻酔に限ると思いました。
飲むカプセルとかできてるけど、
あれもまだ10万円くらいします。
医学が早く進歩して、
検査くらいは楽に受けたいものですね。
以上、ご参考まで。