関数電卓で平均取得単価を計算してみる。
サンプルとして「電卓パーフェクト活用マニュアル」(税務経理協会、平山紀美子)での「U実践編 平均単価の計算法」での例を使用する。
下表により、平均仕入単価を計算する。
仕入数量 :仕入単価
350個 2,800円
750個 3,450円
1,200個 5,240円
ちなみに答えは、4,285円である。
関数電卓での方法は2つある。1つめは普通にカッコ()を使用した方法、2つ目は統計機能で表形式で行うものである。
(ちなみに、通常の電卓では[M+]キーを使用すると便利)
1.普通編
(350 × 2800 + 750 × 3450 + 1200 × 5240) ÷ (350 + 750 + 1200)
そのままキー入力するのみである。
ただし、式が長く、一目で確認できないのが難点である。
2.統計計算編
今回はシャープのEL-509Tを使用する。
統計モードにする。
[MODE] → [1](統計) → [0](SD)
表が表示されるので、数値を入力する。
入力中の数値は右下に表示される。[=]で確定する。カーソルキーで入力位置を移動する。
入力が完了したら、入力画面から計算の画面に切替える。以下のキーを押す。
[CHANGE]
下記キーにより統計の様々な値を見ることができる。
[ALPHA] → [統計量] → [0](統計量)
平均単価はxである。
こちらのほうが、値を変えて再計算する場合や、入力値の確認がしやすい。
以上
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