外国語の上達には、リスニングとスピーキング中心の練習がカギを握っているようです。そういえば、大学入試センターの英語の試験や高校入試でもリスニングテストが必須とされています。でも、一日中、外国語漬けという環境は、ネイティブの国に住まないかぎり、学生さんでも不可能です。ですから意識して、外国語を身体に染み込ませる練習が必要ですね。好きな音楽を聞いているうちに、無意識にメロディーを口ずさんだり、口笛で奏でるように、毎日少しでも外国語を身体の細胞一つ一つに染み込ませていくと、その場面に応じた表現が自然と口から出てくるようです。耳がふさがっていると、外国語が脳の指令が口まで届かず、外国語が出てこないもどかしさを何度も感じたものでした。だから耳をスーッと通るようになるとその言語がどんどん体内に蓄積されていくといった感覚が生まれます。この点で『スピードラーニング中国語 』は、私に合った教材です。この教材は、基礎・基本からしっかり練習できること、生活の場面の応じた実用的な表現を練習できること、中国の文化や習慣まで分かるようなストーリー展開であること、１つの表現を聞いら、そのに対応する日本語の表現が紹介されるのでチンプンカンプン状態に陥らないこと（つまり限られた時間が有効に使える）、使われている表現は応用性に優れていて、それらを反復しながら自然に習得できるように工夫されていること、などの他に、費用対効果だけでなく時間対効果という点でもありがたいです。