2017年03月25日
HTC J Butterfly HTL21のバッテリー交換を自力で(作業編)
両親に貸していた、HTC J Butterfly HTL21のバッテリーが寿命になったようなので、交換しました。
作業手順を解説します、
作業中の写真をたくさん撮っていたのですが、手違いで最初の方の写真を消してしまい、一部再現画像になっています。
また、試行錯誤で作業したのですが、ひととおり作業が終わって、この手順で作業した方が良いだろうと思われる順に説明しますので、よく見ると、説明が写真と矛盾している部分もあります(まだ外していないはずのネジが外れていたりとか・・)。
1. 交換バッテリー
まずは、これがなくては始まりません。
Sato Commerce HTC J butterfly BL83100 互換バッテリー ( HTL21 ) 3.8V 2020mAh
Amazonで購入しました。
2. 精密ドライバー
バッテリー交換の為に、外さないといけないビスは10本でした。
ほんとに小さいビスなので、誤って弾き飛ばさないように注意して作業しなければなりません。
私は、家にある安物の精密ドライバーを使ったのですが、精密機械をよく分解するのなら、以下のような道具を揃えておいた方がいいかもしれません。
特に、マグネットつきのドライバにした方が良いです。私は、マグネットのないドラバーで作業したので、かなり苦労しました。
3.分解用のハンドツール
今回のバッテリー交換の為に新たに購入しました。
これは、重宝します
今までは、はめ込み式のケースの殻割りに、精密ドライバーのマイナスを使ったりしていましたが、ケースに傷がついたり、欠けたりすることがありました。このツールを使えば、局所的に力がかかることがないので、そのような事もなく、また、分解が随分楽になります。
ハンドツールを本体ケースの隙間に突っ込み隙間を広げます。
ハンドツールをひねったりしながら、徐々に隙間を広げていきます。
サイドの部分は、メッシュの箇所の少し奥の方にツールを差し込む感じで隙間を広げていきます。メッシュ部分に力がかかるとメッシュの部品がつぶれてしまいます。
全集ぐるっと嵌め込みが外れたら、本体と、カバーを分離します。この時、下図の赤丸の箇所は、カバー側についている部品が、両面テープで、本体側に張り付けてあるようなので、無理にはがさず、じわりじわりと引き剝がしていきました。
また、緑丸の箇所は、コネクタで、本体と、カバーが繋がっているので、本体側のコネクタを引き抜きます。
防水用の青いゴムが、カバー側や、本体側にくっついてくるので、本体側を剥がしてすべてカバー側に残るようにしました。私は、運よくこの青いゴムは切れずにカバーを外すことが出来ました。
本体とカバーが分離出来たら、まずは、下図の赤丸の箇所のバッテリーコネクタを外します。
ビスを2本外す必要があります。
作業中に誤ってショートさせないために、まず電源を断つのが重要です。
外してぶらぶらになっているコネクタの先をテープなどで絶縁しておけば、更に安心です。(写真ではやってませんが・・・)
一番上に乗っている基板を取り外していきます。下図の赤丸が基板を固定しているビスで、緑丸は、基板に繋がるコネクタを固定しているビスです。これらを外していきます。
バッテリーは、この基板の下にあります。
まずは、基板に繋がっている全てのコネクタを外します。
基板には、同軸ケーブル、FFCが繋がっていますが全て外します。その際、黒い紙みたいなカバーは剥ぐって作業します。
こういったところでも、ハンドツールが役に立ちます。
フィルムを剥がします。これは、再利用するので、大事に取っておきます。
FPCを引き抜きます。ホントは、コネクタの黒い部分を引き上げれば、ロックが外れると思うのですが、引き起こそうとして失敗し、一部壊してしまったので、恐ろしくて諦めました。無理やり引き抜きました。
精密ドライバーのマイナスで引き起こそうとして・・・この通り、壊してしまいました
こちらも引き抜きます。これで向かって右側は完了です。
左側も同様にコネクタを外していきます。
ゴム製?のクッションみたいなものを剥がします。これも再利用するので、大事に取っておきます。
FFCを引き抜きます。
同軸ケーブルも全て外しています。これで、基板に繋がっているものは全て外れました。
基板は、少し上側にずらしてやると取り出せます。
基板を外した状態です。バッテリーが見えています。
バッテリーを取り出します。
両面テープで固定されているようなので、ハンドツールを使って剥がしていきます。
このハンドツールは、使いやすくて便利です。
バッテリーが、無事に取り出せました。
取り出したバッテリーは・・・やはり、膨張しています
新しいバッテリーと比較。当たり前ですが、形状は同じです。
基板をもとの位置に取り付け、下図赤丸の箇所のビスを止めて、基板を固定します。
古いバッテリーにゴム?パーツが付いたままになっていたので、剥がして、新しいバッテリーの同じ位置に置きます。古いバッテリーから剥がすと、ノリが付かなくなってしまったようなので、置くだけにしました。
FFCを差し込んで、つなげていきます。
フィルムも元通りに張り付けます。
同軸ケーブルも取り付けて、右側は、完了。
左側も元通りにFFC等をつなげていきます。
ゴムのシートを取り付けて...
フィルムを元通りに。
ビスを止めます。
左側も完了です。
これで、バッテリーのコネクタを除いて、元通りに組み立てることが出来ました。
カバーを取り付ける前に、ちゃんと動くか確認します。
バッテリーのコネクタをパチッとはめて、ビス止めはせず、電源を入れてみます。
無事に起動しました
バッテリーの残量は、33%でした。
正常に起動することが確認できたので、カバーを取り付けていきます。
まずは、電源をOFFにして、バッテリーのコネクタをねじ止めします。
カバーと本体をつなぐコネクタを忘れずに接続します。
カバーをパチパチとはめ込んでいき、完成です。
バッテリーが膨張していて浮いていた液晶も、元通り収まりました。
作業手順を解説します、
作業中の写真をたくさん撮っていたのですが、手違いで最初の方の写真を消してしまい、一部再現画像になっています。
また、試行錯誤で作業したのですが、ひととおり作業が終わって、この手順で作業した方が良いだろうと思われる順に説明しますので、よく見ると、説明が写真と矛盾している部分もあります(まだ外していないはずのネジが外れていたりとか・・)。
準備するもの
1. 交換バッテリー
まずは、これがなくては始まりません。
Sato Commerce HTC J butterfly BL83100 互換バッテリー ( HTL21 ) 3.8V 2020mAh
Amazonで購入しました。
Sato Commerce HTC J butterfly BL83100 互換バッテリー ( HTL21 ) 3.8V 2020mAh 新品価格 |
2. 精密ドライバー
バッテリー交換の為に、外さないといけないビスは10本でした。
ほんとに小さいビスなので、誤って弾き飛ばさないように注意して作業しなければなりません。
私は、家にある安物の精密ドライバーを使ったのですが、精密機械をよく分解するのなら、以下のような道具を揃えておいた方がいいかもしれません。
特に、マグネットつきのドライバにした方が良いです。私は、マグネットのないドラバーで作業したので、かなり苦労しました。
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3.分解用のハンドツール
今回のバッテリー交換の為に新たに購入しました。
これは、重宝します
今までは、はめ込み式のケースの殻割りに、精密ドライバーのマイナスを使ったりしていましたが、ケースに傷がついたり、欠けたりすることがありました。このツールを使えば、局所的に力がかかることがないので、そのような事もなく、また、分解が随分楽になります。
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分解作業
ハンドツールを本体ケースの隙間に突っ込み隙間を広げます。
ハンドツールをひねったりしながら、徐々に隙間を広げていきます。
サイドの部分は、メッシュの箇所の少し奥の方にツールを差し込む感じで隙間を広げていきます。メッシュ部分に力がかかるとメッシュの部品がつぶれてしまいます。
全集ぐるっと嵌め込みが外れたら、本体と、カバーを分離します。この時、下図の赤丸の箇所は、カバー側についている部品が、両面テープで、本体側に張り付けてあるようなので、無理にはがさず、じわりじわりと引き剝がしていきました。
また、緑丸の箇所は、コネクタで、本体と、カバーが繋がっているので、本体側のコネクタを引き抜きます。
防水用の青いゴムが、カバー側や、本体側にくっついてくるので、本体側を剥がしてすべてカバー側に残るようにしました。私は、運よくこの青いゴムは切れずにカバーを外すことが出来ました。
本体とカバーが分離出来たら、まずは、下図の赤丸の箇所のバッテリーコネクタを外します。
ビスを2本外す必要があります。
作業中に誤ってショートさせないために、まず電源を断つのが重要です。
外してぶらぶらになっているコネクタの先をテープなどで絶縁しておけば、更に安心です。(写真ではやってませんが・・・)
一番上に乗っている基板を取り外していきます。下図の赤丸が基板を固定しているビスで、緑丸は、基板に繋がるコネクタを固定しているビスです。これらを外していきます。
バッテリーは、この基板の下にあります。
まずは、基板に繋がっている全てのコネクタを外します。
基板には、同軸ケーブル、FFCが繋がっていますが全て外します。その際、黒い紙みたいなカバーは剥ぐって作業します。
こういったところでも、ハンドツールが役に立ちます。
フィルムを剥がします。これは、再利用するので、大事に取っておきます。
FPCを引き抜きます。ホントは、コネクタの黒い部分を引き上げれば、ロックが外れると思うのですが、引き起こそうとして失敗し、一部壊してしまったので、恐ろしくて諦めました。無理やり引き抜きました。
精密ドライバーのマイナスで引き起こそうとして・・・この通り、壊してしまいました
こちらも引き抜きます。これで向かって右側は完了です。
左側も同様にコネクタを外していきます。
ゴム製?のクッションみたいなものを剥がします。これも再利用するので、大事に取っておきます。
FFCを引き抜きます。
同軸ケーブルも全て外しています。これで、基板に繋がっているものは全て外れました。
基板は、少し上側にずらしてやると取り出せます。
基板を外した状態です。バッテリーが見えています。
バッテリーを取り出します。
両面テープで固定されているようなので、ハンドツールを使って剥がしていきます。
このハンドツールは、使いやすくて便利です。
バッテリーが、無事に取り出せました。
取り出したバッテリーは・・・やはり、膨張しています
新しいバッテリーと比較。当たり前ですが、形状は同じです。
新しいバッテリーの搭載と組み立て
新しいバッテリーを乗せます。基板をもとの位置に取り付け、下図赤丸の箇所のビスを止めて、基板を固定します。
古いバッテリーにゴム?パーツが付いたままになっていたので、剥がして、新しいバッテリーの同じ位置に置きます。古いバッテリーから剥がすと、ノリが付かなくなってしまったようなので、置くだけにしました。
FFCを差し込んで、つなげていきます。
フィルムも元通りに張り付けます。
同軸ケーブルも取り付けて、右側は、完了。
左側も元通りにFFC等をつなげていきます。
ゴムのシートを取り付けて...
フィルムを元通りに。
ビスを止めます。
左側も完了です。
これで、バッテリーのコネクタを除いて、元通りに組み立てることが出来ました。
カバーを取り付ける前に、ちゃんと動くか確認します。
バッテリーのコネクタをパチッとはめて、ビス止めはせず、電源を入れてみます。
無事に起動しました
バッテリーの残量は、33%でした。
正常に起動することが確認できたので、カバーを取り付けていきます。
まずは、電源をOFFにして、バッテリーのコネクタをねじ止めします。
カバーと本体をつなぐコネクタを忘れずに接続します。
カバーをパチパチとはめ込んでいき、完成です。
バッテリーが膨張していて浮いていた液晶も、元通り収まりました。
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