2017年06月24日
避けられぬ宿命・・・映画『プリデスティネーション』
日本公開日:2015年2月28日
バイオリンケースとアタッシュケースを持った男が地下に降りて行く。男は時を刻む時限式爆弾を発見すると、爆発を最小限に抑えるために変形したアタッシュケースに回収しようとしたその時、後ろに人影が通る。男はとっさに銃を取り出した。
撃ち合いが始まり、男はギリギリで爆弾の回収に間に合わず、爆風に焼かれてしまう。その後、男は皮膚移植された顔と損傷した声帯でまるで別人の容姿と初期の精神病を患った状態で目覚めた。男は時空警察に所属し、爆弾魔を追う指令を受けていたのだった。
時が経ち、回復した男は組織から最後の指令を受け、規定を誓って銃とバイオリンケースを手にして過去へと飛んだ。1970年11月 バーテンダーに扮した男はジョンという男が入って来るのを確認し、彼の注文通りにスコッチを出した。男はジョンと爆弾魔について話を始める。
TVでは、爆弾魔が世間を脅かしていることを伝えていた。そうして、話題はジョンの過去話へと移り変わった。ジョンはタバコを吸いながら自身が乳児の頃、孤児院に捨てられていた1945年の出来事から語り始める。ジョンには壮絶な過去があった・・・。
爆弾魔を追う時空警察の男を描いた映画。時間を軸に物語が進んでいくので冒頭から中盤、終盤と目が離せません。というか、曖昧な鑑賞をしていると終盤に混乱する可能性が・・・。(はい、混乱したんですけどね)時系列が進むにつれて物語の冒頭に繋がっていきます。
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