2016年11月09日
得意な業を活かして・・・映画『キック・オーバー』
日本公開日:2012年10月13日
アメリカ・メキシコ国境付近、多額の現金を盗んだピエロのマスクをした窃盗犯2人が警察に追われていた。逃走車の後部座席の窃盗団は撃たれて死亡。窃盗犯のドライバーはマスクを外すと、国境に設置してある壁沿いを走り、先に小高くなっている場所を発見する。
助走を付けた車は小高くなった場所を利用し、ジャンプで国境の壁を越えたが、高さが足りずに車は横転してしまうのだった。窃盗団はメキシコ側で捕えられると、汚職警官であるバスケス捜査官の元で拘置所に送られたドライバーは、多人数が押し込められている檻に入れられた。
拘置所には、愉快なメキシコの音楽が大音量で流れていた。それを不快に思ったドライバーは、耳にタバコの吸い殻を詰めて耐え凌いでいると、一般房に移される。そこには、小さな町が広がり、囚人たちが塀の中で独自の社会を築いていた。
ドライバーはその光景に驚きながらも、生き延びるための術を考え始めていると、ギャング風の男が便所に入って行くのを目撃する。後を追ったドライバーはその男を気絶させ、金を財布から抜き取った。さらに、銃を奪って便所に隠してその場から離れた・・・。
メキシコの刑務所内に広がる囚人達の町に入れられてしまったドライバー(メル・ギブソン)は、町の状況を把握して脱走を試みますが、1人の少年と出会うことで様々な事に巻き込まれてしまいます。そんな状況の中、ドライバーは頭を使って事を有利に運んでいくんです!!
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