2019年08月13日
人生初の立コケ
那須高原は母親の実家が有り、子供の頃から慣れ親しんだ場所です。最近は那須街道沿いに色々な観光施設ができて、お盆休みのこの時期は観光客で賑わっていました。順調に茶臼岳の頂上を目指して進み、殺生石を過ぎて17号線から道の駅しもごうに向かうため、右折して290号線に入ろうとした時にハプニングが起きました。ハプニングは色々な要因が重なって起きるものです。その1、対向車が来ていたので一旦停止していたのですが、過ぎたので走り出そうとしたのですが、走り出しかけて急停止した。つまり前を走っていたTさんと走り出しのタイミングが合わなかった。その2、ヘルメットホルダーにヘルメットが付いていて、左足でバイクを支えようとしたら、ヘルメットが足に当たり、左足を上手く伸ばせなかったので、右足で支えようとしたのですが、思った以上に右足の着地位置が低かった。つまり右に下っていくようなT字路だったので、水平時より10cmは低かったと思う。その3、キャンプ道具一式目いっぱい積んでいたため、重心が高かったので、ちょっと傾くと一気に倒れてしまった。と言うわけで右足で踏ん張ったのですが、足(靴底)がズルズル滑り撃沈してしまいました。これも立コケなのでしょうか?人生初の立コケは、T字路の真ん中でド派手でお粗末な結果となってしまいました。水平に倒れているバイクなら何とか起こせそうですが、水平より更に悪い方向に倒れているので、反対側からステップに乗って起こすこともできません。Tさんもいないし、こんなT字路の真ん中で、バイクを倒したままにして置けないので、絶望感に浸りながらも、何とか起こそうと頑張っていると、多分この立コケの一部始終を見ていたと思われる若い男の人が車を止めて、降りてきて手伝ってくれました。そしたら見事一回でバイクは起き上がり、バイクを道路の端に寄せることができました。満足にお礼を言えないまま行ってしまいましたが、白っぽい服を着ていたその若い人が声をかけてくれた時は、その人が神様に見えました。今思い出して涙が出ました。本当にその節はありがとうございました。この恩は一生忘れません。これからは困っている人を見かけたら、今回受けた恩を返すつもりで、助けたいと真剣に思っています。
お走行中に転んだわけではないので、Tさんは気付かずに右折してどんどん行ってしまいましたが、丁度その頃戻って来てくれました。気が動転していて、あっという間の出来事でしたが、我に返ると厳しい現実が待っていました。バイクは右ブレーキのレバーが根元からぽっきり折れてしまい、走行不能となってしまいました。こんな山の中で走行不能に…やっぱりもう少しトレーニングしてから来れば良かったか…等、反省点もたくさんありますが、気を取り直して、あいおいニッセイ同和損保のコールセンターに電話しました。そしたらお盆休みにもかかわらず、レッカー車も30分程度で来てくれて、レッドバロン那須店まで運んでくれました。さすがあいおいニッセイ同和損保素晴らしい。そしてレッカー車で来てくれたおにいさんありがとうございました。また、レッドバロンも全国に店舗があるので、私の情報も登録されていて、話がスムーズで速い。ブレーキレバーは同等品が有り、割れた右前のウインカーもバルブ交換して応急的にですが、正常に使えるようになりました。やっぱりレッドバロン良いですよ。
人生初の立コケは、3時間のロスタイムとレッドバロンでの3650円の出費となりました。キャンプに行く時は荷物も多いので、立コケ等十分注意してお出かけ下さい。
「市営あだたら高原野営場」に続く。
写真は立コケ直後の映像で、T字路から急激に下り坂になっています。また、よく見ると右の前ブレーキレバーがありません。
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