きみよblogーきみぶろー

病院へ向かう電車の中
「こんな憂鬱な気分の人間は何人いるんだろう？」
なんて考えてみた。

綺麗にしている大学生
スーツを着たサラリーマン
楽しそうに会話してるおばさま達

みんな、それぞれ生活があって
私にも生活があって

イヤホンから流れるあいみょんの曲が
もう何度目かのループをまいて
私の身体を絡みつく


今日の検査で、私の何が変わるんだろう
もしかしたら、何も変わらないかもしれない



乗り換えのホームに立って
少しだけ暑く感じる太陽のあたる位置に立つ私

「少し、厚着しすぎたかな？」
と思うほど、汗ばんでる

暑ければ汗をかく
嫌なら辛くなる

なのに、私の身体の何かが
変な異物を産み出して悪さしようと潜んでる

私は脳の中で機関銃を持ち
異物をゲームのように消しまくる

逃した異物を探して
走って
走って

息が切れて
立ち止まって


立ち止まったら、私はどうなるの？


ダメダメ
私はまだ立ち止まれない
沢山の持ち物を抱えながら
ずっとずっと走り続けてみせます。