2014年01月30日
法人での回線運用@
これは回線転がしや端末転がしの話じゃなくて、
まっとうな法人での実利用のお話ですw
法人だと個人と違って50〜うん百〜うん千とかの回線を運用する形になります。
で社員数とか、営業とか内勤とか職種に対する割り当て本数と付随する用途を考慮して、
全体をトータルプランニングする形になります。
個人と違って、音声通話とデータ通信を完全に切り分けて考えます。
つまり、2台持ちですね。
都心にある会社という前提ですが、
私が実践しているプランニングをご紹介すると。
音声通話:auのガラケーに統一
データ通信@:emobileのLTEルーター
データ通信A:docomoの+Xi割データ回線
■音声通話に関して
auの音声通話に関して最大の利点は、無料通話のシンプルな分け合いとなります。
(茸みたいに繰り越しの2ヶ月前分だけの分け合いとは違います)
「プランMシンプル」基本使用料:2,500円で
毎月4050円分の無料通話がつきます。
通話単価は30秒/14円(144分)です。
「プランLLシンプル」基本使用料:6,700円で
毎月12,000円分の無料通話がつきます。
通話単価は60秒/14円(800分)です。
用意されているプランは色々あるのですが、
この2つのプランのみでセッティングしていきます。
営業職は人によって通話を使う量がバラバラです。
ものすごい使う奴と毎月無料通話で収まる奴がいます。
昔ながらの古臭いスタイルの営業だと、飛躍的に通話量が増えてしまいます。
逆に今時だと全然携帯の通話を使わない営業もいたりします。
auガラケーを渡している社員の通話利用状況一覧を小マメに見て、
多利用ユーザー/中利用ユーザー/少利用ユーザーの分布を作り、
全体で用意した無料通話の食いつぶし状況を分析します。
そして通話単価調整によって可能な無料通話減少量を計算します。
まず多利用ユーザーにはピンポイントで「プランLLシンプル」を当てていきます。
通話単価60秒/14円、無料通話12,000円分なので、
これで余程の電話魔でもきっちり基本使用料の6,700円以内で収まります。
恐らく無料通話が多少余るので、他のユーザーに分け合いする余地も生まれます。
(経験上、大体600分以内に収まる傾向が多いです)
次に他の中利用ユーザー、少利用ユーザーは、「プランMシンプル」で統一します。
中利用ユーザーの超過利用分に対して、
少利用ユーザーの無料通話余り分と多利用ユーザーの少しの余り分で
補填する形になります。
これでも月によって多少変動があり無料通話を超過してしまう場合、
中利用ユーザーの中から今後仕事量が増えそうな社員(つまり比較的優秀な営業)を選んで、
「プランLLシンプル」を当てます。
これでまあ大抵の場合過不足無駄なく、極力毎月の変動率を抑えて、
セッティングした基本使用料の合算で毎月収まる形になります。
■コストの設計方法
例えば営業+営業アシスタントで日常確実に携帯通話を利用する合計100人社員がいる場合。
コストの想定最大値を設定すると、
全員に「プランLLシンプル」で6700x100人=670000円
コストの想定最小値を設定すると、
全員に「プランMシンプル」で2500x100人=250000円
最小値と最大値で約2.8倍の開きがあります。
最終的には、利用超過もなく、無駄な余りも出さずに、
極力最大値から最小値に近づけるのがプランニング設計者の腕の見せ所ですね。
つまり、「プランLLシンプル」の割り当てをピンポイントで最小限にしながら
きっちり全体を無料通話総量で押さえ込む最適化を行う、ということです。
さらにコスト削減でこれ以上の最適化を行おうとする場合は、
各営業の通話先のキャリア分布を調べて、極端にどこかのキャリアが常に多い場合、
そのキャリアの回線を持たせる、というところまでやる必要があります。
これいつも思うんですが、
例えばトヨタから専属で仕事貰ってる下請け会社とかだったりすると、
相手はほぼ100%au回線なので、設計が楽で裏山勃起ですよね。
※ちなみに消費税改定が入るので、上記金額は税抜き価格です。
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まっとうな法人での実利用のお話ですw
法人だと個人と違って50〜うん百〜うん千とかの回線を運用する形になります。
で社員数とか、営業とか内勤とか職種に対する割り当て本数と付随する用途を考慮して、
全体をトータルプランニングする形になります。
個人と違って、音声通話とデータ通信を完全に切り分けて考えます。
つまり、2台持ちですね。
都心にある会社という前提ですが、
私が実践しているプランニングをご紹介すると。
音声通話:auのガラケーに統一
データ通信@:emobileのLTEルーター
データ通信A:docomoの+Xi割データ回線
■音声通話に関して
auの音声通話に関して最大の利点は、無料通話のシンプルな分け合いとなります。
(茸みたいに繰り越しの2ヶ月前分だけの分け合いとは違います)
「プランMシンプル」基本使用料:2,500円で
毎月4050円分の無料通話がつきます。
通話単価は30秒/14円(144分)です。
「プランLLシンプル」基本使用料:6,700円で
毎月12,000円分の無料通話がつきます。
通話単価は60秒/14円(800分)です。
用意されているプランは色々あるのですが、
この2つのプランのみでセッティングしていきます。
営業職は人によって通話を使う量がバラバラです。
ものすごい使う奴と毎月無料通話で収まる奴がいます。
昔ながらの古臭いスタイルの営業だと、飛躍的に通話量が増えてしまいます。
逆に今時だと全然携帯の通話を使わない営業もいたりします。
auガラケーを渡している社員の通話利用状況一覧を小マメに見て、
多利用ユーザー/中利用ユーザー/少利用ユーザーの分布を作り、
全体で用意した無料通話の食いつぶし状況を分析します。
そして通話単価調整によって可能な無料通話減少量を計算します。
まず多利用ユーザーにはピンポイントで「プランLLシンプル」を当てていきます。
通話単価60秒/14円、無料通話12,000円分なので、
これで余程の電話魔でもきっちり基本使用料の6,700円以内で収まります。
恐らく無料通話が多少余るので、他のユーザーに分け合いする余地も生まれます。
(経験上、大体600分以内に収まる傾向が多いです)
次に他の中利用ユーザー、少利用ユーザーは、「プランMシンプル」で統一します。
中利用ユーザーの超過利用分に対して、
少利用ユーザーの無料通話余り分と多利用ユーザーの少しの余り分で
補填する形になります。
これでも月によって多少変動があり無料通話を超過してしまう場合、
中利用ユーザーの中から今後仕事量が増えそうな社員(つまり比較的優秀な営業)を選んで、
「プランLLシンプル」を当てます。
これでまあ大抵の場合過不足無駄なく、極力毎月の変動率を抑えて、
セッティングした基本使用料の合算で毎月収まる形になります。
■コストの設計方法
例えば営業+営業アシスタントで日常確実に携帯通話を利用する合計100人社員がいる場合。
コストの想定最大値を設定すると、
全員に「プランLLシンプル」で6700x100人=670000円
コストの想定最小値を設定すると、
全員に「プランMシンプル」で2500x100人=250000円
最小値と最大値で約2.8倍の開きがあります。
最終的には、利用超過もなく、無駄な余りも出さずに、
極力最大値から最小値に近づけるのがプランニング設計者の腕の見せ所ですね。
つまり、「プランLLシンプル」の割り当てをピンポイントで最小限にしながら
きっちり全体を無料通話総量で押さえ込む最適化を行う、ということです。
さらにコスト削減でこれ以上の最適化を行おうとする場合は、
各営業の通話先のキャリア分布を調べて、極端にどこかのキャリアが常に多い場合、
そのキャリアの回線を持たせる、というところまでやる必要があります。
これいつも思うんですが、
例えばトヨタから専属で仕事貰ってる下請け会社とかだったりすると、
相手はほぼ100%au回線なので、設計が楽で裏山勃起ですよね。
※ちなみに消費税改定が入るので、上記金額は税抜き価格です。
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posted by ketaisommelier at 04:48| 法人ネタ