あれこれ5 手術からの復活劇A
今度は、車椅子に移動する事への挑戦です
これが、怖かったよぉ
足には力が入らず、ぐらんぐらんの状態ですから
頼れるのは、腕の筋力のみ
車椅子の座面を自分の方に向けて
めっちゃ、ベッドの近くに寄せておいて
タイヤも動かない様にちゃんとロックして
足を乗せる部分は開けてありますよ
まず、右手で車椅子の肘置きを握ります
ちょっとお尻を上げて、
左手で、もう片方の肘置きを握ると
腕の力で支えながら
前のめりに中腰で立ってる状態になりますよね
足元はグラグラですが、そのまま頑張って
次に左手を右手と同じ位置に持ってきます
そこから、左手と右手を入れ替えて、
右手を離し、ベッドのサクに持ち替えます
その流れで体をクルンと引っくり返って
右手を車椅子の肘置きにあずけて
お尻からドシンと車椅子になだれ込む
(何だか言葉では伝わりにくいなぁ・・・、
また近いうちにイラストで紹介しますね(´ε`;)・・
時間のある時に)
これで車椅子への移動は完了です
この要領でトイレに座れればもう怖いものなし
で、いざ、トイレへ出陣!
初めは看護婦さんについて行ってもらって
こんな具合でやるんだよと教えてもらったものの・・・
いざ、ひとりでトイレに入ったら
立ってられないものだから
どうやってパンツを脱ぐの?ってなって
これまた悪戦苦闘〓
今まで、両足同時に手術した人の記憶がないから
どうしたらいいのかしら?と
看護婦さんも困った様子
片足ずつ手術すると、どっちか片方が使える訳だから
その使える足を支えに、少しでも立っていられる訳でしょ
両足一度に手術した私にとっては至難の技です
試行錯誤の末、トイレについてるL字型の手すりを片手で握り締めて
ほぼ、片腕の腕力だけで、立ってる感じで挑戦してみました
で、もう片方の手で、ちょっとずつちょっとずつパンツを脱いで
途中疲れたら、慌ててその手を、手すりにあずける訳
で、ちゃんと脱げたら
それこそ、なだれ込む様に便座に座る〓
想像すると笑えるでしょう(笑)
腕の力が半端なく鍛えられるの、なんのって・・・
良く頑張ったなぁ私
用が済んだら、また腕力を使ってパンツを履いて
なだれ込む様に車椅子に移動する
汗だくになって部屋へ戻り
また必死で車椅子からベッドに移動する訳です
トイレに行くだけで30分くらいかかるって感じで
本当に大変でしたよぉ
でも、自分でトイレに行ける喜びは
言葉に出来ないくらい嬉しかったですよ
希望に満ちていて
どんどん良くなって行くんだと思うと
嬉しくて嬉しくてたまりませんでしたね
術後しばらくはそんなこんなが続きました
まだまだ傷跡が痛むし
両太ももがパンパンに腫れ上がっちゃってるから
可愛いパンツなんて履けなくて
病院の売店で、母に頼んでLLサイズのおばあちゃんパンツを買ってきてもらい
すっぽりお腹を包んで、履いてましたよ(笑)
おへその上まであるやつヽ(*´∀`)ノふふっ
きっと、回診に来た先生も、なんじゃこりゃって思ったに違いないわY(>_<、)Y
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