出来事E 軽快な足どりの人工股関節
15,6歳、年上の「Iさん」と言う方も
片足を人工股関節に換える手術を受けて〓
別の部屋に入院されていました
この方は、今回、片方手術をし、半年後にまた
もう片方の足を手術する予定との事でした
この時、8月だったので、もう片方の手術は翌年の2月の予定
院内で意気投合し、部屋は別々だったものの
良く、部屋を行き来して話をしたものです
Iさんが、もう片方の足の手術が済んで、半年経ったら
一緒に食事でもしようよって約束をしました
で、その、約束の時が来て、待ち合わせの場所に行ったんですが
驚く事に、Iさんは、すっかり杖を外して歩いているじゃないですか
15,6歳も年上とは思えない程、ナイスなプロポーション
ミニスカートにロングブーツと言う、いでたち
おーっ・・・・っと思わずため息
パジャマ姿しか、お互い見てなかったですからねぇ・・・
聞けば、両足の長さを揃えてもらって、骨盤の傾きも整えてもらって
憧れのミニスカートが、履ける様になって
今はそれを十分に満喫したいって、嬉しそうでした
本当に素敵でしたよ
多少、跛行はあるものの、時間をかければそれも、
目立たなくなって行くんじゃないかと思いました
何より、食事の後、長い階段を降りなければならなかったのですが
うそぉ・・・・っと思うほど
軽快な足どりで、階段を降りていく姿に
驚くやら、絶望するやら、うらやましいやら・・・・
もう片方の足を手術したのは、私が両足を手術した時期から半年も後だったのですよ
Iさんの、軽快な人工股関節ライフを目の当たりにしてしまって
何で、私はいつまでも杖をお供に歩いてんだぁ・・・・・って
ちょいとばかり、ショックでしたねぇ・・・
私にとっては術後1年、といったくらいの時でした
この頃までは、きっと、きっと、もっと軽やかに歩ける時が来るはずだと
信じて過ごしていただけに ある意味・・・・
あきらめと言うか、開き直りと言うか・・・・
自分の中で整理をつけなきゃいけないよねって
思わざるを得ない瞬間でした・・・ね・・・
その後、Iさんともお会いする機会がないのですが
きっと、ナイスなルックスとプロポーションを満喫し、楽しんでいるはずです
何がどう違って、あんなふうに軽快な人工股関節ライフをエンジョイ出来る人と
いつまでたっても、杖から離れられないけろけろりんの様な人と
出現するのでしょうか・・・・
やっぱ、例の「欠け」が原因なのかなぁ・・・
それとも、半年くらい車椅子生活して、余計に筋肉を弱々にしちゃったからかしら・・・
我慢ばっかりして、痛めつけちゃった自分がいけなかったのかなぁ・・・
もっと、しっかり筋トレして、もっと、優しく自分の股関節を守ってあげれば良かった〓
と、今更、遅いですがね・・・・・〓
ごめんね、私の股関節ちゃんたち・・・
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