当時、左右の足の長さが2cmほど違っていた私〓
左右にぶれる歩き方は股関節に必要以上に負担を掛ける
股関節のみならず、体全体に歪みが生じる
あちらこちらに不調が出て、疲れが半端なくひどく感じる
すごく、すごく自己判断なのですが、
左右の足の長さが揃えば、バランスが良くなって
体全体の調子が整うはずだと信じていました
痛み止めをもらっていた開業医の先生に
短い方の左足の為に、高さ調節の為の補装具を
作って欲しいと頼みました
先生は、そんな物を作っても痛みは改善しないと言いました
でも、どうしても、試してみたかったのです〓
私の頭の中には、『手術』という選択肢が無かったのですから
子供たちも高校や中学に進学するさなか、
手術なんてしてる場合じゃないと思っていました
少しでも長く、働いていたかったのです
ましてや、そうそう何度も手術を受けたい人もいないでしょう
出来れば、少しでも人工関節にする時期を
先に伸ばした方が良いと考えていました〓
人工股関節にしてしまえば、15年〜20年で
入れ替えの時期が来ると聞きます
しかも、一生の内、そう何度も入れ替えられるものでもないとか・・・・
そう言った意味で、人工股関節の手術を受けるのは、
高齢になってからの方が望ましいとも・・・・〓
だからと言って、今ならまだ、自骨で手術出来そうだと言われても
自骨での手術は療養期間が長く
社会復帰するまでかなりの時間をついやすだろうし、
子供たちに、一番お金が必要な時期
のんきに体休めている場合じゃないぞぉ!
そんなこんなで、私は50歳過ぎたら
人工関節の手術しようと言う考えでいました
それまで、何とか耐えてもたせるぞ!と決めていました
当時40歳になったばかり
あと10年はあります
そんなこんなで、
先生にどうしてもと無理を言って、高さ調節の補装具を作ってもらう事にしました
「それで、あなたが納得出来るのなら、作ってみるのもいいでしょう」
先生も、そう言うしか無かったのかな・・・
補装具を作るにあたって、補助を受けられる様に
障害者の申請もしたらどうかと、先生に助言をいただきました
当時、私の状態なら補助を受けられる身体障害者6級が適用するとの事で
診断書をいただき、申請をすすめる事にしました〓
補装具2万なんぼ程、払った気がするなぁ
結局、役場の申請が完了するのを待ちきれず、自腹で補装具を作りました
(笑)
少しでも早く欲しかったのです
でも、結局、先生の言った通り、補装具で足の長さを変えても
股関節の痛みはちっとも良くなりませんでした
馬鹿な私・・・・
あの手この手で、何とか痛みから開放されたかったのです・・・
少しでも痛みから開放されて、少しでも長く温存して行きたかったのですが・・・
頭の中に浮かぶ事と言えば、まともな考え方がひとつもない・・・〓
今思えば、無我夢中だったと言うか・・・必死だったと言うか・・・
何で、そんなにしてまで温存にこだわったのかと思ってしまう〓
人工股関節に入れ替えた今だからこそ、そう思えるのかも知れませんけどね・・・
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