人生苦ばかりではない

私たちの生活では、知識のインプットが欠かせません。
教養や実用のために、毎日欠かさず知識をインプットしていると思います。
知識は武器・無知は罪という言葉があります。
情報を得ることで視野や見識が広がって、考え方が深まるのは確かです。
時代の変化を把握できるでしょう。
仕事もスムースにでき、生き方も賢くなるかも知れません。

しかし！ここで気をつけたいのは、意図したインプットに限られます。
もちろんインプットに明確な目的があるならいいのです。
「このことをもっと知を知ろうとしているのですから、情報の取捨選択がスムーズででしょう。
自分で情報を選択すれば、ピンポイントで知りたい情報を手に入れることができます。
自分で選んだ必要な情報だからこそ生かせます。
できるだけ多くインプットをすれば、それだけ生き方が向上するでしょう。
　
しかし、インプットなら何でもいいわけではありません。
役立つ情報もあれば、邪魔な（有害な)情報もあります。
注意したいのは「意図しないインプット」です。

人の根拠のない噂話
隣にいる人の聞こえてくる話し声
バスや電車にかかっている中づり広告
みると話に流れているテレビ番組
飛行機の機内誌
インターネットで流れてくるPR広告

こんな感じで無意識のうちにインプットが行われることがないでしょうか？
日常で無意識に行われるインプットこそ注意が必要です。
もちろん意図しないインプットから、貴重な情報を得ることもあるかも知れません。

意図しないインプットは、求めている情報とは限らないため、無駄や邪魔になる可能性が高くなってしまいます。
せっかく情報をインプットできても、自分にとって不必要な情報なら、時間も労力も無駄になります。
また、意図しないインプットには「余計な雑念が生まれやすい」という弊害もあります。
意図しないインプットを得たばかりに、気にしなくていいことまで気になってしまったり、不安を感じたりします。

余計な情報を知ってしまったばかりに、思考・感情・計画に乱れが生じます。
頭が混乱してしまい、正しい判断が難しくなり、生活を振り回されます。
意図しないインプットには、好影響より悪影響のほうが大きいです。
意図しないインプットは、できるだけ減らしたり無視したりするのがいいでしょう。
　
特にTVはスポンサーの意向を反映しています。
不安を感じるような内容のものは見ないようにしてください。

オススメは読書です。
スマホで調べ物を片付けるのもいいかも知れません。
意図しないインプットを減らし、意図するインプットを増やしてください。
世の中はさまざまな情報があふれています。
意図しないインプットをゼロにできないようであれば、減らすようにしてください。
「情報化社会」と言われて久しいですが、情報化社会だからこそ、情報の取捨選択をする力がいっそう求められるのです。

心が元気になる言葉
できるだけ意図しないインプットを減らし意図するインプットを増やす。


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