2016年10月24日
震災から5年,福島原発周辺に踏みとどまり、発酵菌をばら撒きつずけた人たちがいた
高嶋康豪博士「放射能を消す蘇生回帰の科学が日本を救う!」
http://worldforum.jp/report/2011/11.html
高嶋康豪博士「放射能を消す蘇生回帰の科学が日本を救う!」1/2WF11月
白鳥 哲
福島の原発立地区域の辺りに取材に行った時の話の続きですが、
あの辺りは惨たんたる状況になっています。
ですがこの5年間、避難せずにそこに留まり、
有用微生物群の発酵液を散布して、大地を蘇らせている人たちがおり、
そうした人々が東北地方の約50ヵ所にいます。
そこを取材させていただいたわけですが、
その中に原発立地区域から20キロ圏内の田村市に在住の人がいたのです。
田村市は原発事故が起きた時、即避難するべき場所でしたが、
その方は「私は残ります」と避難しなかったのです。
それは微生物が土壌の放射能を消失させることを、
経験的に知っていたからなのです。
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誰もいなくなった田村市の区域で、震災から5年間、
友人たちと一緒に何と40台以上の1トンタンクに
有用微生物たちの発酵液を作り続け、
広大な土地にバーッと散布し続けてきました。
すごいことです。
当然、放射線量も減少してきており、土がフカフカになっているのです。
そしてなんと、モリアオガエルが戻って来ているのです。
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モリアオガエルは絶滅危惧種で、水がきれいなところにしかいない。
彼らが生態系の根底を支えていますから、
微生物たちが放射性エネルギーを生命エネルギーに変えて
大いに増殖する力にすることで、生態系のバランスが整っていき、
環境が次第に変わってきています。
虫たちの生態系も変わってきています。
発酵型、合成型の微生物がいなくなると、シロアリなんかもいなくなります。
それは腐敗をよろこぶ生き物たちがいなくなるからです。
腐敗は負の方向の発酵です。
有用発酵は味噌だったり、焼酎だったり、日本酒、ワインもそうで、
酵母菌や乳酸菌の発酵ですね。
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放射能をよろこぶ光合成細菌たちは、放射能を浴びれば浴びるほど、
どんどん生命エネルギーに変換して元気になり、
もちろん線量も減って、土がフカフカになる。
水環境も改善してイワナも育つし、
モリアオガエルなどの希少種も生息できるようになる。
心地いい空間、イヤシロチになっていくのです。
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それで先ほどの東北地方の約50ヵ所が拠点となり、
有用微生物群の活性液を希望する近隣の人々にどんどん分けています。
良いものを分かち合う輪が広がっているんです。
それはまだ小さなコミュニティかもしれないけれど、実際に現地に行って、
これは新しい時代の一つの理想のあり方だと思いました。
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福島の問題は、世の中にとって一見崩壊の最前線と言えます。
でもそれがチャンスに変わる、人類の希望になる。
日本はそういうものをいただいているのです。
東日本大震災があって、熊本の震災があって原発事故があって、
これだけチャンスをもらっている日本人が、
いつまで洗脳されたままでいるのでしょうか?
(不正)選挙のあり方を見たりすると、本当にそう思いますよ。
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小川雅弘
そうですね。ひどいですね。
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白鳥
何でみんな、これまでの延長線上にまた行こうとしているのですか?
経済ルールみたいな考え方で、世界と同じように進んではダメですよ。
もうすでに、未来のモデルケースが、むしろ福島で起きているわけです。
有用微生物群の働きで放射線量が下がり、福島が蘇る。
そこで取れる野菜は検出限界値以下です。
作物から放射能は検出されていません。
横浜の同位体研究所でちゃんと調べています。
実際に、光合成細菌たちは放射能を浴びると増殖するのです。
これは実験でも明らかになっています。
彼らが力を発揮すると、作物が豊かに実るのです。
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チェルノブイリの風下にあったベラルーシ共和国の放射線生物学研究所と、
琉球大学名誉教授の比嘉照夫先生たちは、もう10年以上前から
微生物による放射能軽減の共同研究を進めています。
その中で、放射能を浴びつつも、有用微生物群によって
線量が検出限界値以下となった稲穂の本数は、
通常だいたい2倍ぐらいになることがわかっています。
作物はもう熟れ熟れです。
今回の取材の時もカボチャをご馳走になったのですが、
本当に甘くておいしくて。
放射線の高い地域だったところが、今では見事にイヤシロチになっています。
http://8729-13.cocolog-nifty.com/blog/2016/10/post-8a05.html
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