慶應のすすめ

このブログを読んで頂いている方の殆どの方は、慶應義塾大学とは関係の無い方だと思います。
中には、早稲田大学の卒業生もいらっしゃるかもしれません。 毎年の卒業生は３倍以上ですし。
事実、私も慶應義塾大学の卒業生ではありません。そして、その魅力も知らないまま他大学を卒業しました。
なので、知って欲しいのです。特に未来ある、高校生以下の方達に！

知らない、無知ということは、時に損をしている可能性があります。事実、私は大きな損をしていました。
“天は人の上に人を造らず、人の下に人を造らずと云えり” あまりにも有名な言葉です。
続きをご存知ですか？

福澤先生は、このように書かれています。
中略 万人は万人みな同じ位にして、生まれながら貴賤きせん上下の差別なく、中略
されども今、広くこの人間世界を見渡すに、かしこき人あり、おろかなる人あり、
貧しきもあり、富めるもあり、貴人もあり、下人もありて、
その有様雲と泥どろとの相違あるに似たるはなんぞや。その次第はなはだ明らかなり。

そうです。知るか、知らないか？ 勉強するか、勉強しないか？ の違いです。

恥ずかしながら、このこと、子供から教え、学びました。

なぜ慶應義塾なのか？ ほんの一部分ですが、ポイントをまとめてみました。

【半学半教】
教える者と学ぶ者との師弟の分を定めず、先に学んだ者が後で学ぼうとする者を教える。
教員と学生も半分は教えて、半分は学び続ける存在という、草創期からの精神です。
先生も、福澤先生のみで、学校の先生は、さん付けです。勿論尊敬していますよ。
今日は、先輩とビリヤードに行った。食事して帰ってきたんだ。
慶應では当たり前の精神であり、先輩後輩がとても仲が良いのです。





【独立自尊】
「心身の独立を全うし、自らのその身を尊重して人たるの品位を辱めざるもの、之を独立自尊の人と云う」
自他の尊厳を守り、何事も自分の判断・責任のもとに行うことを意味する、慶應義塾の基本精神です。

あまりにも有名な言葉ですが、基本全てが自由です。そして自らやってみる！
しかし、何事も自分の行動には、責任が伴います。 これ、出来そうで、出来ないんです。

高校の部費の運営は、全て生徒に任せられます。合宿の宿舎、バスの手配、支払い、全てです。

【気品の泉源】
人格を備えた社会の先導者となることが、慶應義塾における教育の目標の一つです。

頭だけではありません。例えばラグビー部なども、優秀な能力を備えた子を、集めるのではなく、
下からのたたき上げで、普通の子を強化して育て上げるのです。
そして、素晴らしい人格教育も部活の一環として行われます。

言葉にすると、難しいのですが、できる限り具体例を上げてみました。
もっと、掘り下げていこうと思っています。今日もご一読下さってありがとうございます。

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