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posted by fanblog

2022年08月29日

圧倒的な強さで三冠を勝利したナリタブライアンは本当に強かったのか

いまだにナリタブライアンの強さを懐疑的に見る層がいるが、とんでもなく視点が歪んでいるように思う。

古馬になって股関節を怪我してからは明らかに力の入らない走法になっていたからだ。

これはトモの動きを見れば分かるのだが、とにかくスカっと力が逃げていくので以前のような加速ができない。

それでいてG1をいくつも勝ったマヤノトップガンと同等のレースをしているのだから脱帽というしかない。

ナリタブライアンを一言で表すなら「無尽蔵のスピード持続力」と言えるだろう。

あまり加速は速くないのだが、いったんスピードに乗ると緩まることなく加速し続けていく。

ほかの馬はバテるから相対的に着差が広がってしまうわけだ。日本ダービーでの早仕掛けでも最後まで脚が鈍ってない驚異的な持続力が武器の馬だった。

ディープインパクトも持続力に富んでいたが、あの体を浮かせて飛ぶような走法でスタミナロスを防いでいたことを考えるとタイプ的には実は正反対とも言えるだろう。

オルフェーヴルは最強の瞬発力を持った馬だったが、あまり持続力には長けていなかった。

それぞれの三冠馬の特徴を知ることで競馬はもっと面白くなる。普段のレースからタイプ別に競走馬を見るようにするとさらに理解が進んでいくはずだ。

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posted by keibalive at 13:34 | Comment(0) | コラム
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