少額からはじめる投資競馬

競馬を投資にできたとしてイメージするのは何でしょうか。

多くのレースを買いコツコツと利益を積み上げる？それとも大穴をドカンと引き当てる？

実のところ投資におけるイメージは。ほとんどの場合において間違っており、ゆがんだ投資に結びつくことが多いので注意する必要があります。

株式投資で毎月の配当を得ようとすると実はハイリスクな投機商品に手をだすハメになります。

アメリカの一流投資家であるウォーレン・バフェットは常勝の名手というイメージですが本当でしょうか。

私の考えでは、バフェットは最終的に見れば勝っているだけに過ぎないと言えるのです。

彼は長期的なバリューに基づき投資を行うことで有名ですが、実は短期に細分して見ていくとよく負けていることが分かるのです。

あのバフェットでさえ別に１日単位で常勝しているわけではない。それなのに、彼は負けない投資家という称号を手にすることができている。

つまり、勝ちはどこで区切るかで評価が変わることが分かります。１分１秒の値動きでみたら相当な負けを重ねているのではないでしょうか。

逆に見れば相当な勝ちを積み重ねているとも言えます。つまり、長期的な結果でのみ真の価値は計ることができないわけです。

では、競馬の馬券はどうでしょうか。１レース毎の当たりハズレに一喜一憂することは正しいと言えるのか。

パチンコの自動抽選は何百とハズレるのに、今日はハズレまくったなんて自慢する人はいないですよね。

競馬予想は当たることを前提とするからこそ、非難を受けやすく本当の価値を見逃されやすと言えると思います。

馬券も他と変わらず長期的に見なければいけないものなのに、なまじ予想できてしまうから短期の結果にこだわってしまう。

そして、正しい成果を手に入れることが難しくなってしまう。株式ですから短期投資はギャンブルと言われるわけですから、それよりもリスクが高い馬券は言うまでもないでしょう。

つまり、競馬で稼ぐにはまずリスクヘッジを考える必要があるということ。ほとんどの人は短期的に馬券を当てる方法を求めるものですが、実は逆を行かないと勝ち組になれるチャンスはやってこないのです。

あまりにリスクが高い中で馬券を買っている人は予想が上手くても最終的には必ず負けます。

その逆を行く人はどうでしょうか。馬券で勝つ人がいるのは、そういうロジックを理解できる人が少ないからと言えるでしょう。