幼いあたし（高校編）: スナックのママが今日欲しいものセレクト＆日記

2017年08月21日

幼いあたし（高校編）

高校生の時あたしは、

決してまじめな方ではありませんでした。

あの時代といえば

ロックンロールが流行っていて、

猫も杓子も、

ポニーテールと、リーゼントでしたね。

あたしも、ポニーテールにあこがれ

髪の毛を伸ばしたくて伸ばしたくて仕方なかったんですが、

髪の毛というものは知っての通り、

急には伸びません。

あたしは昔から、

人と変わったことをするのが好きで、

ポニーテールとリーゼントの他に流行っていたものを、見逃してはいませんでした。

その当時もう一つ早いっていたのが、テクノ音楽でした。

テクノって皆さんわかります？

まぁ詳しくはあたしもわからんのだが・・・ｗ

ウィキによるとこう書かれてます。

日本では元々クラブミュージックに親しみがなかったため1978年から2000年初期の日本国内において、主に海外や国内のシンセサイザーを取り入れた音楽全般「テクノ」とまとめて呼ぶムーブメントがあった。

まぁなじみでいえば、イエロー・マジック・オーケストラというのがいて

シンセサイザーを使った音楽でその当時は人気があったんですよ。

あたしが注目したのは音楽だけではなく、その髪型です！

同でなら、人と違うのでも見た目極端に違う方が目立つと思い、

パーマ屋（今の美容院の言い方）に出かけ

お願いしたのです。

残念なことに、そこのパーマ屋さんは、

テクノカットを知らなかったのです！

雑誌のページを切り抜いて、再度持って行って、カットが始まりました。

あたしは鏡を見ながら、

（えへへ、明日みんなが見たら、びっくりするぞ！）

そうワクワクしながら、終わるまでの時間下を向き、雑誌を読んでいました。

「はい！出来上がったよ？！」

とパーマー屋さんがあたしに言ったので

（どんなになったんかな～？）

と、鏡に目をやると、

そこには、さっきまで女の子だったあたしが、

どこから見ても、

男の子。。。

ましてやスカート履いていると絶対に似合わないような、

姿が映っていました・・・・

でも！

髪の毛は先ほども言ったけど、なかなか伸びません

伸びたとしても、一か月に１センチ程度・・・

私は泣きそうに、泣きそうになりましたが

仕方なく思い切って、貯金箱から出してきたお小遣いを、支払い

トボトボと、家路につきました。

次の日、学校に行くのが

凄く嫌で

腹痛を起こしたふりをして、母に学校絵は、今日はいかん、と

言いましたが、

そんなこと聞いてくれる母ではありません。

無理やり道に放り出され、

仕方なく学校へ。。。

学校に着くや否や

その日に限って、全校生徒の朝礼の日・・・

もう最悪でした。

何と言ってみんなにからかわれるのかと思いながらも

出席。

すると、

校長先生がいきなり

「○○さんこっちへきなさい」

とみんなの前に出され、

朝礼代の上に登らされました。

あたしのこの髪ヤバイ？？？

こりゃ、代表して怒られる、バターン？？？

見せしめだ・・・と思い

下を向き

何も言えず立ってました。

すると思いもよらない言葉が先生たちから上がったのです。

「みんな！この子を見なさい今、みんなはロックンロールとか、ポニーテールとかばかりしているが、

この子のようにスッキリとした髪型にしなさい！」

という言葉でした。

その当時ロックンロール自体の音楽や服装は、不良がするものだと思い込んでた

先生たちは、

テクノというものすら全く分かっておらず、

あたしが、校正したかのようにほめたたえたんです。

時代の変化が伴うと、よきものが悪くなるんですね。

悪いものが良くなったり・・・・・

あたしは、その時、教育というものの、矛盾を感じましたね。

何故なら、

しかし３年後、テクノヘヤーがちまたに流行ってきたときには、

あたしのヘヤースタイルのようにした子は、全て家で謹慎処分だったそうです。

意味わからん…・・・

タグ：テクノ・不良

この記事へのコメント

コメントを書く

この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/6617149

この記事へのトラックバック