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2020年08月22日
スバル・レヴォーグのモデルチェンジ
スバル・レヴォーグがフルモデルチェンジされました。他社モデルとはいえ、クルマ好きならば人気車種であるレヴォーグのモデルチェンジは気になるものですよね?私もそのうちスバルディーラーに行って現車を見に行きたいと考えています。
■基幹車種のモデルチェンジ
レヴォーグは2013年の東京モーターショーでの発表後、2014年にレガシィ・ツーリングワゴンの後継モデルとしてデビューしました。私の世代だとレガシィといえば3台目モデルがスポーツセダンの「B4」と共に大ヒット。街中でよく見かけました。続く4代目モデルも堅調に売れていた様に思いますが、5〜6代目で急にボディが大型化し、販売台数も漸減していき街中で見かける台数は激減…(B4に至っては覆面パトカーぐらいでしか見かけない様な気も…)このまま廃盤かナ…?という道を歩んでいる様に見えていましたが、実際のトコロはレガシィは主戦場を米国市場に移し、日本市場向けには適正サイズのレヴォーグが受け持つという明確なメーカーの戦略によるもので、基幹車種の撤退、廃止が相次ぎ、もう長い事撤退戦を強いられている三菱とは大きく事情が異なります。
■一抹の不安も…
ミニバン-SUV全盛でワゴンモデルが下火になっている日本の市場においても後継モデルのレヴォーグも非常に良く売れ、感覚的には街中で1日に10台以上は見かけている様な気がします。結局のトコロ、日本の道路環境等で、一般人がクルマを転がすにはこのサイズがベストだという事なのだと思いますが、モデルチェンジした新型もやはりボディが一回り大きくなっている様で2代目も同じ様に売れて行くのか心配です。特にネットで見ただけですが、先進の安全装備(自動車線変更や緊急停止等)やハイテク装備(11.6インチ液晶のナビ画面、液晶デジタルメーター)等は一見、見栄えも良く派手ではありますが、割とすぐに陳腐化しそうな気もします。またデザインは個人の好みですので良し悪しは論じませんが、ホワイトパール色のモデルは「ストームトルーパー」に似ている様に思えて、売れ行きによっては年次改良で大幅にフェイスリフトされそうな予感がします。(いつか見た風景…)
ともあれ、1メーカーがここまで気合を入れて(焦らして)モデルチェンジさせる車種も久しぶりだと思いますので、堅実に台数が売れて欲しいものです。
■セダンはないの…?
ここまで書いて、ふとレヴォーグがレガシィの後継であるならば、兄弟関係にある(?)VAB(WRX-STI)はインプレッサWRXというよりはレガシィB4の立ち位置なのかな…という事に気が付きました。もちろんクルマのコンセプトとしてはラリー車直系の高性能スポーツセダンという事なんでしょうが、CVTのみが設定される「WRX S4」こそ「レガシィB4」の後継ではないか…と。恐らく新型レヴォーグの販売台数が堅調に推移すれば、セダン版も(平行して開発中で)いずれ出て来るでしょう。VABもS4も街中でランエボより断然見かけますので、ランエボが生き残る道はひょっとしたらココ(高性能かつ高級感あるスポーツセダン)にあったのではないか…という気さえして来ました。
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