薄毛・抜け毛・育毛119番　

薄毛・育毛・抜け毛には納豆が効果的？

納豆は「薄毛の人はよく食べるように」と、言われる。

昔は「ワカメやひじきをたくさん食べろ」というのが定番。

ワカメやひじきは真っ黒。それを食べれば
黒々とした髪が生えてくる。
そう考えられていた。

でもこれは実は何の科学的根拠もない。
確かに海藻類はミネラル分が豊富。
それはカラダにも髪の毛にも
多少はいいかもしれない。
でも絶対ではない。

むしろ大事なのは、髪の毛の主成分である、
アミノ酸、つまりたんぱく質である。

髪の毛を燃やすと硫黄のようなにおいがする。
これは髪の毛の主成分の正体、「含硫アミノ酸」の1つ
「シスチン」が燃えることによって、生じる独特のにおい。

シスチンは、体内で毛髪中にも含まれる
メチオニンからも合成される。
このメチオニンは体内で合成できない
いわゆる「必須アミノ酸」だ。

だから、シスチンやメチオニンを含む
たんぱく質を食事から摂取することが、
ワカメなどを取ることよりも
何倍も重要なのである。

そこで、納豆である。

納豆は含硫アミノ酸をはじめ様々なアミノ酸を含む
良質なたんぱく質食品だ。
まあ、要は植物性たんぱく質を
豊富に含むものを食べればいいのだから、
他の大豆食品（豆腐など）も有効だ。

ただ、手軽に1パック、すぐに
食べられるということで納豆は重宝する。

僕は薄毛をあるところで相談すると、
納豆を1日2パック食べるように言われた。

一時期やってみたものの、さすがに面倒。

だから今は昼に1パック食べるようにしている。

その効果は・・・うーん、でもやらないよりマシか。

納豆にはナットウキナーゼといわれる酵素を含み、
血液サラサラ効果や整腸作用、有害物質を体外に
排出する効果もあるといわれている。
カラダにもいいから・・・

ま、案ずるより生むが易しである。