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脱毛症対策に有効な繊毛理論とは?

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●育毛ニュース

脱毛症対策に画期的朗報!サラヴィオ化粧品が唱える繊毛理論とは?

ヘアケア、スキンケアに関する研究開発、および、総合サービスを提供する株式会社サラヴィオ化粧品(本社:大分県別府市)は九州工業大学・情報工学部 安永 卓生教授との共同研究で単離培養した毛乳頭細胞のシグナル伝達を司る一次繊毛(せんもう)の高分解能観察、および、定量化に成功したそうだ。

これを聞いても何のことかさっぱりわからないと思うが、何でも、毛が生えるのは、頭皮にある毛乳頭細胞が発毛シグナルの送受信しているからと言われ、この繊毛というのが毛乳頭細胞の発毛シグナルの送受信に深く関与しているのそうだ。

・その一次繊毛を顕微鏡で観察したり、長さを測った。
・繊毛の長さを伸ばすシステムを構築した。
・繊毛を長くすると毛母細胞(毛髪のもと)の細胞分裂が活性化することがわかった。
・繊毛を長くすると線維芽細胞(毛髪の土台)の細胞分裂が活性化することがわかった。
・繊毛を長くする因子は「FGF2」だとわかった。
・サラヴィオが開発した加水分解酵母エキスが繊毛を伸ばすことが分かった。

などが今回の研究の成果だそうだ。サラヴィオでは、「繊毛」に注目し、加水分解酵母エキスを用いた商品開発を進めるようだ。今後、新商品として店頭に出回るかもしれない。ただし、実際の薄毛の人を使った臨床実験は必須だろう。
またそのエビデンスがリアップやプロペシアのように、日本皮膚科学会がAランクに認定されるようなモノでなければ、あまり効果は望めないのではないかと考える。

※実験成果のリリースは下記に詳しく掲載されています。
http://www.sankeibiz.jp/business/news/130507/prl1305071609049-n1.htm

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