薄毛・抜け毛・育毛119番　

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厚生労働省が医薬品のネット販売規制に乗り出すことになった。

同省は、薬事法施行規則等を一部改正する省令を公布。
インターネット販売を含む医薬品の通信販売において、
リスクの低い薬品を除き、販売を禁止することを定めた。

その販売禁止対象には、風邪薬や水虫薬などとともに、
なんと

一部の育毛剤

も含まれてる。
具体的には

リアップ

がネット販売禁止となるのだ。

ネット上を見てみると、リアップは
多く業者がネット販売している。

※参考価格ドットコムの検索結果

これが販売できなくなるのは業者にとっても、
例えば、近くに購入できる店がない人にとっても、
痛いことだろう。

ヤフーや楽天などのショッピングモール事業者、
通信販売事業者団体、インターネット先進ユーザーの会（MIAU）
は共同で、医薬品の通信販売継続を求める共同声明を発表しているという。

それに対し、舛添要一厚労相は、
この問題を議論するための検討会を開催する考えを表明している。

この背景には、薬などの副作用の被害者や関係者が、
副作用が疑われる風邪薬などをネット販売する危険性を訴え、
それが役所を動かしたことなどが挙げられる。

また、ネット販売により売上げが落ちる
路面店や薬局などの意向も反映している可能性がある。

しかし、ネット販売がこれだけ普及する中、
今更規制するのは釈然としないものがある。

特にリアップは、購入した人なら分かると思うが、
店頭でしっかり指導するだけでもなく、

「はじめてお使いですか？」

と形式的に聞いて、

「はい」

と答えると、
使用上の注意を書いた簡単な印刷物を渡す程度。
実質ネット販売で購入するのと大差ない。

要するに「形式」、「建前」だけである。
形骸化し、意味を成していないのである。

そう考えると、リアップは除外してもいいのではないかと
考えたくもなる。

今後、他の育毛剤にネット販売規制がかける
きっかけとなる可能性もある。
そうなれば、利便性が著しく失われる。

こうした役所の現場の状況を踏まえない規制は、
大いに見直してほしいものである。

6月の施行までに厚労相が設置した検討会で
見直されることを望みたい。

※基本的に毎週木曜日に更新していきます！

編集後記：
また更新をサボっていました。
反省です…更新頑張ります！

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