薄毛・抜け毛・育毛119番　

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11月25日に想像もつかないような企業の

育毛業界への殴り込み

があった。

企業は、

コスモ石油

である。

コスモ石油といえば、石油を調達し、
輸送して精製し、ガススタンド等を通じて
消費者に届ける、石油事業を専門に
展開しいている会社である。

それが、なぜ育毛事業へ？

記事によると、コスモ石油は、
「5-ALA」(アミノレブリン酸)と呼ばれる
育毛効果のある物質の量産に関する特許を
取得しているとのことである。

新規参入では、この同技術を活用し、
業務用ヘアケア製品製造大手のミルボンと共同で、
育毛剤の販売事業に進出するそうである。

もう少し調べてみると、「5-ALA」(アミノレブリン酸)
の量産化特許を取得しているのは、コスモ石油本体ではなく、
園芸施設事業を展開する誠和と共同出資して設立した会社、

「コスモ誠和アグリカルチャ」

が持っているようである。


「5-ALA」(アミノレブリン酸)は、
葉緑素（クロロフィル）の原料となる天然のアミノ酸の一種。

コスモ石油では、長年この物質の用途研究進め、植物に適量の
を与えることで生長促進や環境ストレスへの耐性向上などに
効果があることを発見。コスモ誠和アグリカルチャが
この物質を活用して農業用や園芸用の液体肥料を開発し、
販売していたということである。

しかし、それを育毛剤に転用するとは、
これはまだ大胆な発想だ。
どのようは効果があるか、そのエビデンス（根拠）は？
そういったことは発表されていないので定かではない。

ただし、すでに2005年12月には今回共同開発するミルボンと、
製品化に向けた契約書を締結しており、3年にわたり
しっかりと研究してきたようである。
いずれ発表があるだろう。


このミルボンは、約3万5000軒の美容室を顧客に持つ、
理美容室分野におけるヘア化粧品分野でトップシェアの会社だそうだ。

今回の育毛剤の研究開発では、理美容分野での毛髪に特化した
製品開発の知見を生かし、育毛剤に適した添加成分の
ノウハウの提供をしたという。

今後は、厚生労働省へ医薬部外品の認可申請手続きを実施。
厚生労働省の認可が下り次第、国内の理美容室分野で両社で
共同事業を展開する予定だ。

気になる一般量販店等での販売だが、現在ビジネスパートナーと
検討中しているという。

石油会社

⇒農業・園芸向け有効物質

⇒育毛剤

全く思いがけない角度からの参入である。

こうした新しい動きが、画期的な育毛剤の誕生に
つながるのかもしれない。

※基本的に毎週木曜日に更新していきます！

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