2021年07月08日
不必要に性別を言う違和感 〜スクリーンに映る女の人を〜
こんにちは。
Instagramをメインに、日々の中で覚えた違和感やジェンダー等に関するトピックについて
発信しています、「女子校育ちの会社員」です。
今回は、2021年3月21日の投稿を掲載します。
参考リンクはないのですが、興味のある方は見ていってください。
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※今回のエピソードは指摘ポイントが細かく、共感が得られにくいかもしれませんが、
事実、私が違和感を感じた瞬間の一つであり、決して言葉尻を捕らえたいのではないので、
ご理解ください。
新入社員として労働組合の全社大会に出席したときの話です。
大会は長丁場だったので、リフレッシュとしてストレッチタイムが用意されていました。
そして、それに際し、司会の方が「これからスクリーンに映像を流しますので、
女の人の真似をしながらストレッチをお願いします」というようなことを仰いました。
皆さんはこれを聞いて、どのような映像が流れることを想像しますか。
私が当時想像していたのは、男女の複数人がストレッチしている見本映像です。
あえて“女の人“と述べたのは、スクリーンに“男の人“と“女の人“が映されるが、
(会場内の周囲の人と衝突しないように等の何らかの理由で)全員“女の人“の動きをするように
という指定だと考えました。
ところが実際にこの後流されたの映像は、“女の人“が一人、見本のストレッチをしているもの
でした。
司会の方が何故“女の人“とあえて言ったのか、恐らく何の意図もなく性別に言及したのだと
思いますが、私にはとても不思議で、大会が終わってすぐ仲の良い同期に違和感を共有し、
しかも共感を得られなかったのを今でも覚えています。
私は中学・高校を女子校で過ごし、そうでない人よりも“女性“とわざわざ限定する機会の少ない
環境で育ったと思われます。
兄弟構成も妹との2人姉妹です。
そのためか、当時深く考えて違和感を覚えた訳ではありませんでしたが、今大袈裟に言うならば、
側から見て“女“である人が心の性も“女“だとは限りません。そのような理由でも不必要に性別を
言及することは避けるべきです。
今回の件であれば、「これから流すスクリーンの映像を見ながらストレッチをしてください」と
言えば十分だったと思います。
この投稿に明確な結論はないのですが、必要以上に性別を意識したり無意識のうちに不必要な
言及をしたりしないよう、一人一人が気をつけていくだけでも、ジェンダー平等な社会に近づく
のではないでしょうか。
是非皆さんの感じたことを教えてください。
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