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2018年07月30日

第一章 序列主義者のトンデモ実態 ケースその1

夜もふけて飲み街も酔客で賑わう頃、ちょっと広めな大通りに喧騒が起こっていた
「コノヤロウ、生意気な!こっちは○○商事(大企業)の部長だぞ!」
「それがどうした、こっちは△×会社(中堅企業)の専務だぞ!」
「コノヤロウ!」
「コノヤロウ!」
「ギャフベロハギャベバブジョハバ」



二人とも見たところいい年(初老)で分別がついてていいはずだが、周りの迷惑もお構いなしに掴み合って見苦しいことこの上ない。

高度成長期からバブルが弾けた後もこういう大人気ない人たちは少なからず居て、喧嘩も原因がともかく「どっちが格上か」にすり替わっているので口に出るのが自分の会社での身分である。それが例えば親会社子会社の関係であろうとお構いなし。これが平や係長程度だとお互い「ミットモナイ」ことを知ってるからか、ケンカにはならない。せいぜい口論して周りがなだめて止まるくらいである。

通常、会社の外に出たらただの人である。天才であっても20歳過ぎればただの人になる日本で、人より偉そうに出来るのが結局会社の肩書きしかない。それもまた序列主義者のみすぼらしい肩肘張った空威張りではるが、現状本当に会社を出たら何もないのである。

会社の中であれば「部長!専務!」だの肩書きでまかり通るし、下のものはちゃんと(うわべだけではあるが)敬いもする。威張れる場所はそこ(会社)しかないのだけれども。



「権威症候群」という言葉がある。
本来は飼い犬のしつけに関する言葉で、犬は基本的に社会生活の中で育ってきた種族であり、本能的に家族のなかの自分の序列を見極める。そして基本的には子供等も居るとして犬は自分を絶対に最下位の序列には就こうとしない。子供が居れば子供より序列が上、更に家族の最上位者の次位に就くことを求める。そして、しつけが行き届かない場合は自分が序列の最上位者として家族全員に牙を剥く。

こういう序列上位者となると権威を誇示しようとして例えば家の外の人に吠え掛かったり、散歩の途中で人や他の犬に噛み付こうとしたりする。

結局は序列主義者というのはこういう「しつけのなってない犬」と一緒で一種の病気と言っても過言ではない。



タグ:#序列
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posted by kaioudono at 19:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 思想
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