2021年08月10日
【漫画】犬神
こんばんは!
漫画好きです。
今回はこちら!
主人公「史樹」は、詩を愛する高校生、まるで大人になる事を拒むように暮らしていた。ある廃工場を「隠れ基地」のように仕上げ、自分だけの時間を過ごそうとする「史樹」の前に、突然、大型犬が現れる。片耳に「23」の数字が刻印された大型犬は、なぜか「史樹」に本を読むことをせがむが、パニックになった「史樹」は、隙をついて廃工場逃れるが、途中に猫の死体と鉢合わせ恐怖を覚えるところから物語は始まる。
自宅に帰った「史樹」はニュースで、近所で起きた殺人事件が「獣」のよるのだという見解に、大型犬を想像してしまい、二度と廃工場には近づかないと決めるが、詩を書き貯めた生徒手帳を落としたことに気づき、再度、廃工場へと向かう事に…。自分なりの完全武装で臨んだのだが、今度は大型猫に遭遇してしまう。しかし、その窮地を救ったのは、あの大型犬「23」だった…。ここから「史樹」と「23」の不思議な物語は急激に加速していく…。
SFっぽい作品かと思いきや、「古事記」や「日本書紀」になぞらえた「日本の神話」とリンクしつつ、「アダム」と「イブ」の話までリンクした物語。ある意味、「歴史」を見て「将来」を目指す的な設定が個人的に好きです。日本では昔から「山岳信仰」の様に「自然」を神として祀り上げており伝承も多く残っています。その使者には「狼」や「蛇」などなどの動物が設定されており、今回の物語も「狼」を選んでいるあたりは非常に興味をそそられました。
物語としては、「史樹」と「23」のこころが通い合っていく流れや、「大人になりたくない気持ち」と「大人になりたい気持ち」が揺れ動いていく様子が、何とも言えない感情を与えてくれたように思います。ちょっと固そうなイメージがあるかもしれませんが、この物語の「最期の選択」を皆さんにも見て頂きたいです。
もしよかったら、「ポチポチ」してね!
漫画・コミックランキング
漫画好きです。
今回はこちら!
★犬神(著者:外薗昌也さん)
★あらすじ
主人公「史樹」は、詩を愛する高校生、まるで大人になる事を拒むように暮らしていた。ある廃工場を「隠れ基地」のように仕上げ、自分だけの時間を過ごそうとする「史樹」の前に、突然、大型犬が現れる。片耳に「23」の数字が刻印された大型犬は、なぜか「史樹」に本を読むことをせがむが、パニックになった「史樹」は、隙をついて廃工場逃れるが、途中に猫の死体と鉢合わせ恐怖を覚えるところから物語は始まる。
自宅に帰った「史樹」はニュースで、近所で起きた殺人事件が「獣」のよるのだという見解に、大型犬を想像してしまい、二度と廃工場には近づかないと決めるが、詩を書き貯めた生徒手帳を落としたことに気づき、再度、廃工場へと向かう事に…。自分なりの完全武装で臨んだのだが、今度は大型猫に遭遇してしまう。しかし、その窮地を救ったのは、あの大型犬「23」だった…。ここから「史樹」と「23」の不思議な物語は急激に加速していく…。
★感想
SFっぽい作品かと思いきや、「古事記」や「日本書紀」になぞらえた「日本の神話」とリンクしつつ、「アダム」と「イブ」の話までリンクした物語。ある意味、「歴史」を見て「将来」を目指す的な設定が個人的に好きです。日本では昔から「山岳信仰」の様に「自然」を神として祀り上げており伝承も多く残っています。その使者には「狼」や「蛇」などなどの動物が設定されており、今回の物語も「狼」を選んでいるあたりは非常に興味をそそられました。
物語としては、「史樹」と「23」のこころが通い合っていく流れや、「大人になりたくない気持ち」と「大人になりたい気持ち」が揺れ動いていく様子が、何とも言えない感情を与えてくれたように思います。ちょっと固そうなイメージがあるかもしれませんが、この物語の「最期の選択」を皆さんにも見て頂きたいです。
★ランキングに参加しています!
もしよかったら、「ポチポチ」してね!
漫画・コミックランキング
【このカテゴリーの最新記事】
この記事へのコメント
コメントを書く
この記事へのトラックバックURL
https://fanblogs.jp/tb/10898454
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。
この記事へのトラックバック