脱　雇われ船長

沖縄の、屋我地島にあるキャンプ場で、テントを貼りソーセージを焼きながら、オリオンビール片手に移住を決めた。目の前の海を眺めながら、北海道は老後にバイクでツーリングすることにして。この時は、フェリーで1泊、本島で5泊、帰りのフェリーで1泊の、7日間だった記憶です。沖縄行きのフェリー、偶然ですが奄美や屋久島に寄る便で、何を急ぐ訳でもない私にはとても楽しい時間を過ごしました。といっても、はじめはフェリーの中ふらふらしてましたが、40時間程も潰せる訳もなく、喫煙所で酒飲んでました。他の人も結局私と同じ事してました(笑)。このとき奄美のおっちゃんと仲良くなり、遊びに来いと連絡先もいただいたのですが、未だ行けてません。本島での寝泊りは、1泊目と最終日だけユースホステルを使い、あとは野宿しました。やんばる(本島北部)での野宿の時は、売店のおばちゃんにハブでるよ〜と脅されたのでちょっとドキドキ。蛍と星空を眺めながら、やっぱり泡盛飲んでました。びびってた割りには、朝起きたら、テントから上半身でてるし。
地元に戻った私は、移住に向けて職探し。本屋にならんでた、リゾート求人誌。お金貯めてる間にも良く見てたので、目をつけてた某ホテルへ早速履歴書を郵送してみました。職種はウエイターで。まー今思えば、居酒屋のバイトぐらいしか飲食業しらんかったのによくもまあって感じですが(笑)
連絡を待つこと1週間くらいだったはず。ソファーでごろごろしてた時、見知らぬ着信が...